「美艶仙女香」渓斎英泉 文化 12~天保 13 年(国文学研究資料館撮影)
Image by: ポーラ文化研究所
ポーラ文化研究所が、展覧会「美の秘密―浮世絵に見る江戸時代の化粧と髪型」をパリ日本文化会館で開催する。会期は前後期制で、前期は10月7日から11月28日まで、後期は12月3日から2021年2月6日まで。
同展では、これまでフランスで包括的に紹介されたことがなかったという「江戸時代の化粧風俗」をテーマに、浮世絵150点と化粧道具約60点を展示。日本の美意識や歴史への理解を深め、日仏文化交流の促進を目指す。会場は4章構成で展開し、第1章は「化粧の情景―白?黒?赤の粧い」をテーマに、白粉化粧やお歯黒と眉墨の社会的な意味、口紅の流行を紹介する。2章の「髪化粧の情景―日本髪と髪飾り」は女性の身分や年齢を表現していた日本髪をフィーチャーし、3章「身分とよそおい」では浮世絵に描かれた女性を通して身分や職業、階級の違いや生活の様子を解説。4章「江戸美人百花」では浮世絵数十点から成る揃物を披露する。浮世絵は前後期で全点入れ替える予定で、前期は78点、後期は72点を展示する予定となっている。
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■美の秘密―浮世絵に見る江戸時代の化粧と髪型
会期:2020年10月7日(水)?2021年2月6日(土)
会場:パリ日本文化会館 展示ホール
住所:101bis?quai?Branly?75015?Paris?France
休館日:日曜?月曜、仏国の祝祭日、展示替え期間(11月29日~12月2日)、年末年始(12月24日~2021年1月4日)
公式サイト
「美艶仙女香」渓斎英泉 文化 12~天保 13 年(国文学研究資料館撮影)
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