空港型市中免税店を運営する高島屋子会社が事業終了、新型コロナ収束の見通し立たず
「高島屋免税店 SHILLA&ANA」が入居しているタカシマヤタイムズスクエア
Image by: FASHIONSNAP
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空港型市中免税店を運営する高島屋子会社が事業終了、新型コロナ収束の見通し立たず
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高島屋が10月13日の今日開催した取締役会で、全日空商事とホテル新羅との3社による合弁会社および高島屋の連結子会社であるA&S 高島屋デューティーフリーの事業を終了することを決議した。タカシマヤタイムズスクエア11階の空港型市中免税店「高島屋免税店 SHILLA&ANA」は10月31日をもって閉店する。
A&S 高島屋デューティーフリーは、2016年6月に設立。外国人観光客の消費需要を喚起するため、2017年4月に新宿地区で初となる空港型市中免税店の高島屋免税店 SHILLA&ANAをオープンした。
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事業終了の理由について高島屋は、開業当初から収支計画が下回り、売上集客対策や営業費対策を講じてきたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業などが追い打ちをかけたと説明。また、新型コロナウイルス収束の見通しが立たず、インバウンド需要の回復も不透明であることから、業績の回復は困難と判断したという。事業終了に伴い、子会社の解散?清算については全日空商事、ホテル新羅と株主間で協議を進めていく。
なお、高島屋免税店 SHILLA&ANAの売り場は、関税や酒税、たばこ税などが免税となる商品を集積した「Duty freeゾーン」と、持ち帰りのニーズに応える「Tax Freeゾーン」で構成しているが、Duty freeゾーンは現在も休業の状態が続いている。
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