「カルティエ(Cartier?)」が顧客イベント「CARTIER SALON TOKYO」を都内で開催した。イベントではカルティエを象徴する豹のモチーフ「パンテール」にフォーカス。国内初公開のデザインを含むハイジュエリーを中心としたジュエリー&ウォッチなどが集結した。
顧客イベントCARTIER SALON TOKYOは、9月に開業したホテル「東京エディション虎ノ門」のボールルームを会場に、7日間にわたって開催。展示スペースに加え、個別の商談ルームやラウンジスペースなどがゆったりとした広さで設けられている。
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会場では具象的なデザインや自然のモチーフを取り入れた抽象的な解釈の元にデザインされた新作ハイジュエリーコレクション「シュルナチュレル」のほか、サヴォアフェールを感じさせる希少性の高いピースが展示。
また今回のイベントのために、1860年代?2000年代のアーカイブピース約3000点からなる「カルティエ コレクション」から12点がスイスのジュネーブから取り寄せられた。1914年にパンテールが初めてデザインに取り入れられた斑点模様のウォッチや、カルティエのアーティスティック ディレクターを務め、自身も「パンテール」の呼び名で知られたジャンヌ?トゥーサン(Jeanne?Toussaint)が手掛けたオーダーピースを含む貴重なジュエリーが展示された。
今年は新型コロナウイルスの影響でグローバル規模のイベントの開催が難しい中、ハイジュエラーの使命として本物の輝きに触れてもらうために、ローカルイベントという形で開催に至ったという。会期中は日本各地から招かれた数百組の顧客が参加し、個別に商談を行うほか、遠方など会場に来られない顧客に対してはデジタル商談を採用。様々なアングルから製品を撮影したり、モデルに着用させるなどの工夫を凝らし、対面に近い形式で商談が行われた。
今回展示された商品の一部はハイジュエリーを扱う全国5店舗のハイエンド ブティックで展示されるという。
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