宇宙スタートアップの株式会社amulapo(アミュラポ)は、連携事業者とともに観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業にてコンテンツ制作に取り組んでいる。
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そして、夜の鳥取砂丘を舞台にARで月面都市が体験できるコンテンツを用いた実証実験を1月に実施するにあたり、先行体験者としての「宇宙飛行士」80名の募集を開始した。
なお同実験は、ニューノーマル時代の安全?安心な旅のスタイルを普及?定着させる取り組みを支援する観光庁の「あたらしいツーリズム」の一環で実施される。
仮想?月面
夜の鳥取砂丘は、実際に月面の宇宙開発の実証フィールドとしても利用されるほど月面によく似ているという。同実験では、そんな鳥取砂丘をフィールドとして、より多くの人に月面ひいては宇宙を身近に感じる体験を提供するとともに、鳥取砂丘の月面開発の実証フィールドとしての可能性の模索や宇宙産業?先端ICT技術に関わる若手人材の育成、鳥取県における宇宙産業創出のブランディングを進めていく構えだ。
同実験の主な実証内容は2つ。
ARグラス「NrealLight」などを使用して未来の月面都市を体験することができる「月面極地探査実験A」と、鳥取県の私立高校の生徒による「未来創造実証」だ。「未来創造実証」では、高校生が2050年の未来の月面を創造し、VRを利用した3Dペイントで3次元状の月面都市を描く。制作したコンテンツは鳥取砂丘や鳥取駅周辺のイベントなどで披露される予定とのこと。
月面探査ミッションとは?
今回、参加者を募集しているのは「月面極地探査実験A」。参加者は「宇宙飛行士」として模擬的に整備された月面環境下でパートナーとペアで月面探査ミッションに挑む。
ミッションは、月面活動に必要なエネルギーをさがしたり、月面都市の建築に必要な資材を作ったり、月面都市の開発エリアを視察したりと、エンターテイメント性のあるものだ。
参加者の作業に連動しARグラス上に 関連の月面コンテンツが出現するという仕組みになっている。
また、月面開発予定地にVR空間3Dアーティストのせきぐち あいみさんによる近未来の月面都市が描かれているようだ。
参加費は無料で対象年齢は満18歳以上。1名または2名で応募し、1名で応募した場合現地でパートナーをマッチングするとのこと。
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