7. Callaghan サンダル
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F:「カラハン(Callaghan)」のサンダル。スペイン発のコンフォートシューズブランドで1968年から続く老舗です。
光山:どこかの見本市で見かけてから気になっていて。たまたま伊勢丹で売っていたので購入しました。夏はほぼコレを履いてましたね。通常は無印良品のサンダルか「ハーレー(Hurley)」のサンダルなんですけど、珍しくコレばっかりでした。
F:機能性に惹かれたんですか?
光山:いや、完全にルックスですね(笑)。ソールどうなってるんだろ、みたいな。
F:ソールは、「MARE SOLE」と名称で、二層のソールの間に空間を作ることでクッション性をもたせたとのことです。イタリアのFINPROJECT社と共同開発。カラハンはいつもチェックしていたんですか?
光山:もともとカラハン自体は知っていたんですが、ほとんどチェックしてませんでした。なんていうんですかね、コンフォートシューズブランドってコンセプト上あまりあか抜けないイメージがあったんですよね。履き心地追求の結果、デザインや形を攻めきれないというか。ただ、ここ最近は、この分野の高まりを受けてすごく変わってきたなって感じました。これも機能性を持たせつつもデザイン性が高いじゃないですか。
F:ちなみに機能性とデザイン性のどちらかしか取れないとなったらどっちを取りますか?
光山:デザイン性ですね。日常で必要な機能の要求って、ほとんどの場合もう満たされているんですよ。新しい機能は使ってみないと分からないということが多いので、使ってみようと思わせるデザインが重要だと思います。実際、これもデザイン性に惹かれて買って「履き心地いいな」という感じでしたし。目で納得することってとても大切だと思います。
F:コンフォートシューズというカテゴリは近年注目も集まってきましたが、スポーツブランドのスニーカーやサンダルで代替できる気もしますが。
光山:サンダルじゃないんですけど、やっぱりスニーカーって履きやすくて万能すぎるんですよね。ほとんどのケースをカバーできるので、人気になるのも頷けます。革靴でランニングしようと思わないですよね?でもランニングシューズはビジネスシーンではアリなんですよね。お洒落は足元からって言いますが、最近はスニーカーを前提にデザインされた服が多すぎな気もしていて。多少、窮屈なのもファッションの良さだと思うんですけどね。
F:コンフォートシューズは革靴とスニーカーの間って感じですね。
光山:おそらくそれを考えて「コール ハーン(Cole Haan)」のゼログランドとか「エコー(ECCO)」のST.1シリーズとかは開発されてると思うんです。ただスニーカーの他ジャンル侵食スピードが早すぎて、追いつけてないという感じですね。どちらもすごく良いシューズなので、頑張ってほしいです。
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