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フィットネスプロデューサーのAYAが「PUMA WOMEN」で目指すものとは?

「PUMA WOMEN」プロジェクトディレクターAYA
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フィットネスプロデューサーのAYAが「PUMA WOMEN」で目指すものとは?

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セブツー

「プーマ(PUMA)」は4月1日、「PUMA WOMEN」のプロジェクトディレクターにフィットネスプロデューサーのAYAが就任したと発表した。AYAは独自のトレーニングメソッド「Aya’s Boot Camp」を考案し、女性のためのフィットネスを日本に広く定着させた第一人者として知られている。インスタグラムの公式アカウントは、フィットネスだけではなく自身のファッションや食生活に関する情報なども発信し、45万人以上がフォローしている。そのストイックなトレーナーぶりから“鬼トレ”などと称されることもあるが、実際は非常にチャーミングで、女性たちを応援したいという強い使命感を持っている。「プーマ」もAYAのこうした人間性に共感したのだろう。AYAは今後、「PUMA WOMEN」のプロジェクトディレクターとして、女性を応援するさまざまな活動を展開していくという。「フィットネスを通じて、女性に対する価値観を変えていきたい」と語るAYAに今回、話を聞いた。

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---「PUMA WOMEN」のプロジェクトディレクターとして、どのような活動をしていきたいでしょうか?

AYA:「プーマ」は、「SHE MOVES US」というグローバルキャンペーンを通じて、社会で活躍する女性たちを称賛する活動を行っています。そういった女性の価値観を応援する姿勢が私とリンクしていて、とても共感しました。強い女性が日本でもっと増えて欲しいと思っていますし、女性が男性を引っ張っていってもいいですよね。世界的にも多様性が認められつつありますし、多種多様な文化があってこその世界ですから。私のバックグラウンドであるフィットネスを通じて、こうした支援活動に貢献していくつもりです。

---プロダクトの開発にも関わっていくのでしょうか?

AYA:作りたいプロダクトのアイデアは山のようにありますが、まずフィットネスウェアをファッションにしたいと思っています。フィットネスウェアには、運動以外では着られないというイメージがあるかもしれません。でも、私がよく行くロサンゼルスは、海に近くなればなるほど、フィットネスウェアで外を歩いている女性がたくさんいます。それは米国ではトレーニングやフィットネスが当たり前の文化になっているからです。アクティブウェアだから日常着として楽でもありますよね。フィットネスウェアをそういったものにしていきたいですね。

---「史上最高の自分」を目指そうと提唱されていますね?

AYA:人は数字に縛られる傾向がありますよね。例えば、スリーサイズ、体重、体脂肪、そして大きいのは年齢です。「私は年だから」あるいは「あの時みたいに若くないから」と、年齢を重ねれば重ねるほど自分をマイナスに持っていく傾向があります。だけど、数字をあえて武器にして欲しい。私は年齢を背番号と呼んでいますが、今の私の背番号は35です(笑)。数字なんてそれくらいのものですよね。20代のころは腕立て伏せが1回もできなかったですし、今のようなパフォーマンスはなにもできませんでした。パフォーマンスレベルは今が最高です。それは背番号があがっていくとともに、努力を重ねた結果です。努力を当たり前のようにできる自分を作っていくプロセスがとても大事で、その努力の積み重ねが「史上最高の自分」に繋がるのだと思います。

---年齢にとらわれないで今の自分にあったトレーニングを続けることが大事ですね?

AYA:その通りです。私は背番号が60になっても、70になっても80になっても、ずっとトレーニングを続けているだろうなと思います(笑)。だから、20代に戻りたいかというと戻りたくはないです。今の自分が一番好きですし、今の自分の体が一番好きで、今やっていることが一番好きだからです。20代がよかったとみんなが言っているなかで、「いやいや、今の自分が一番好きだよ」って言える人間って素敵だなと思います。20代の自分より30代の自分が好きだと心から言えるかどうかが大事ですし、年齢を重ねていっても今が「自分史上最高」と言えるのは最高ですよね。

---時代によって「美」の定義は変わるものですが、AYAさんは「美」をどのように考えていますか?

AYA:自分らしくいることです。私という人間はひとりしかいないですし、私として生まれてきた以上、自分が持っているものを全て活かすべきですよね。他人が持っているものは自分にはないかもしれませんし、でも自分が持っているものは他人が持っていないかもしれません。自分の素敵なところ、自分の武器になるところを全て理解して、全て出せている人は素敵だと思います。そういった自分らしさを出せている人が、きれいとか美しいと言われるのかなと。私もそんな人間になりたいですね。

---トレーナーとして、普段はどのようなことを心がけて指導していますか?

AYA:トレーニングがキツくて逃げ出したいと思っている人は、顔を見ればわかります(笑)。でも、今逃げ出したら、人生のまた違うところで逃げるよと言ってあげます。そうすると、みんな逃げずにやるんですよね。キツいトレーニングから生還できたことは成功体験なので、自分を褒めて欲しいということも伝えています。それが自信にも繋がりますし、その自信が継続にも繋がっていきます。たまに強い言葉を言いつつ、トレーニングが終わったら褒めてあげる、そんなことを心がけています。

---今回のプロジェクトディレクターの就任にあたって、どのような思いを伝えたいでしょうか?

AYA:まず、一皮向けたAYAを温かい目で見守って欲しいということを伝えたいですね。今までトレーニング=キツいということを前面に出してきましたけれど、それは変わらない思いです。コロナ禍になりステイホームという期間が長く続きました。そういったなかで、活動量が減り、運動をしないとマズいなと全人類が感じたと思います。そういった人たちの後押しをしたいです。運動をしたいと思っていても、その一歩が踏み出せないホワイトゾーンにいる人の手も引っ張っていきたいと思います。私がみなさんに貢献できること、私がみなさんと一緒にできることを、「プーマ」とともにこれから発信していきたいと思います。

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