アーバンリサーチがプレスルームを一般に開放　新たなタッチポイントに

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Image by: アーバンリサーチ

　アーバンリサーチが、月に1度プレスルームをショールーミングストアとして一般向けに開放する。毎月土日の2日間限定で試着の場を定期的に設けることで、新たなタッチポイントの創出につなげる。第1弾は「OUTDOOR IN WINTER」と題し、11月13日と14日に実施する。

　同社は、コロナ禍におけるEC需要の高まりを背景に新たな顧客とのタッチポイントを模索していたといい、全ブランドの商品サンプルが揃うプレスルームをショールーミングストア化することでPR強化を図りつつ、コミュニケーションの活発化を狙う。

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　ショールーミングストアでは毎月異なるコンセプトを設け、シーズンに合わせた編集を行う。ブランドの枠を超えてアイテムをセレクトし、試着の要望が多かった予約商品も並べるという。初回は「アーバンリサーチドアーズ（URBAN RESEARCH DOORS）」「エカル（EKAL）」「ユーアールビーエス（URBS）」の3ブランドのアイテムを集積し、3ブランドのPRスタッフが中心となり接客する。事前のアポイントは不要。来場者には1000円分の特別クーポンを配付する。

　同社は、ショールームを一般に開放するという新しい試みについて「お客様が普段体験できなかったり、わざわざ足を運びたくなるようなコンテンツを提供し、店舗とウェブを繋ぐことができたらと考えています」とコメントしている。なお、第2弾は「エフバイロッソ（F by ROSSO）」の2022年春夏展示会を開催。従来は業界向けに行っていたが、ショールーミングストアとして一般にも公開する。今後はインフルエンサーを起用したコラボショップや、セレクターを設けたセレクトショップ企画などを予定。また、他のエリアでは直営店舗を活用した予約試着会の開催を検討している。

最終更新日: 2021年11月12日