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繊研plus小松マテーレは2月3日に開いた取締役会で、経編みラッセル製造の吉田産業(福井県鯖江市、吉田晃社長)の株式80%を取得し、子会社化することを決めた。同日に契約を結び、2月4日に実行した。
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吉田産業は63年設立で、北陸産地の有力経編みラッセルメーカーの一つ。インナー用途のシングルラッセル、レッグ?アウター用途のダブルラッセル、レース、クッション材など資材向けのダブルラッセルなどを製造している。19年4月期、20年4月期は営業赤字が続いたが、直近の21年4月期の売上高は12億8500万円、営業利益1億6000万円、純利益1億1400万円で黒字。総資産11億7200万円、純資産7億6200万円。
両社は産業資材分野での新商品開発や顧客基盤拡大でニーズが合致し、子会社化に至った。シナジーをねらい、吉田産業の経編み製造技術と小松マテーレの染色加工技術を融合し、製品ビジネスの拡大を目指す。
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