ヒューリックが、松屋など銀座コアビル(以下、銀座コア)の権利者と銀座コア再開発の共同事業に関する基本協定を締結したと発表した。ヒューリックは開発事業者として共同事業に参画し、新たに銀座の核となる商業施設開発を推進することで、銀座の更なる活性化を目指すという。
銀座コアは、1971年11月に開業。銀座の中心部である中央通り沿いに位置している。2001年までに3度にわたりリニューアルしており、現在は「イコーン(ico:ne)」や「ビースリー(B-THREE)」「ワコール ザ ストア(Wacoal The Store)」「ゾフ(Zoff)」などのテナントが入居。再開発では現在の銀座コアを取り壊し、地下4階、地上12階建て、延床面積2万3736平方メートルの新たな複合商業ビルとしてオープン。入居店舗は2024年ごろまでに営業を終了予定。着工は2025年ごろ、竣工は2027年ごろを予定している。
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松屋は基本協定の締結に伴い、既存建物の解体費用など計6億2400万円を特別損失として2022年2月期に計上する予定。また、同社が保有する固定資産の一部をヒューリックに譲渡すると発表。固定資産売却益として41億3300万円を計上する見込みだという。
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