メガネスーパーなどを展開するビジョナリーホールディングスが、悪意ある第三者による虚偽の指示によって資金が流出する事案が子会社で発生したとして、2022年4月期第3四半期の連結決算で9500万円の特別損失を計上する見込みであると発表した。
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送金詐欺被害を受けたのは子会社のヴィジョナイズ(VISIONIZE)。「ディーゼル(DIESEL)」や「ディースクエアード(DSQUARED2)」など、海外ブランドのアイウェアの輸入卸販売を行っている。
ビジョナリーホールディングスは、2021年11月22日にヴィジョナイズ宛に取引先関係者を装い仕入代金の送金を指示するメールが届き、指示に基づき同年11月26日に82万8000ドル(約9584万円)を送金。送金後に送金指示が虚偽である可能性に気付き、事実関係の確認と国内及び現地の捜査機関に対して被害の申し入れを行った。現在、流出した資金の回収を進めているという。
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