Image by: ARGELAN
マツモトキヨシのプライベートブランド(PB)「アルジェラン(ARGELAN)」が、ヘアケアの新シリーズ「プレミアム リペア」を発売する。「シャンプー」「ヘアトリートメント」「ヘアマスク」の3点を揃え、9月1日から順次、マツモトキヨシグループ、ココカラファイン(一部店舗を除く)、マツモトキヨシとココカラファインのオンラインストアで取り扱う。
アルジェランは、2020年に「サステナブル&エビデンスオーガニックコスメ」としてリニューアルし、2021年から地方創生に取り組み国産植物原料を積極的に採用している。今回は榧(かや)の種子から抽出されるオイルに着目し、高い保湿効果が期待できる「高知県産KAYAオイル」を使用する。日本で榧の栽培をしているのは現在1農家のみとされることから、この農家の種子オイルを積極的に購入することで、榧ビジネスの安定化をサポートする。また、通常は廃棄する部分を利用した高知県産のユズ種子オイルも配合。原料を無駄にせず製品へ利用することで地方の農家へ貢献する。
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プレミアム リペア シリーズは、髪のパサつきや広がり、手触りの悪さなどのトラブルの原因となる“隠れ亀裂”に着目。髪表面のキューティクルや髪内部の亀裂を早期に補修することでなめらかな美髪へと導く。シャンプー(本体480mL 税込1705円/詰替用400mL 同1210円)はヤシ由来アミノ酸系洗浄成分による優しい泡で、ノンシリコンながらきしみを感じさせずうるおいを残して洗い上げる。ヘアトリートメント(本体480mL 税込1705円/詰替用400mL 同1210円)はデイリートリートメントとして、ヘアマスク(200g 同1650円)は特にダメージが気になる時の集中ケア用として隠れ亀裂を補修しうるおいを与える。
アルジェランを製造する、カラーズ代表取締役の橋本宗樹氏は「日本は、都会への人口集中などにより地方の衰退が進み危機的な状況だ。その一方で、地方の豊かな自然の中には地方創生の資源となるものがたくさんある。当社は商品の国産原料の配合量を増やすことで農家に貢献する」と述べた。また、新たに原料産業への参入も発表。まずは熊本の茶農家とオーガニック原料メーカーと取り組み、現地で作られた茶葉水を製品に取り入れる。「地方に新しい事業を創生し、新たな収入源を生み出すことを目指す。いずれは日本の各地に拠点を作りたい。地方農家が抱える問題を解決して、好影響を与えていきたい」とコメントした。完成した茶葉水を配合した製品は、2022年秋以降に発売予定だ。
また、同日には人気のリップも国産原料やアップサイクル原料を取り入れリニューアルする。プレミアム リペアシリーズと同様の高知県産KAYAオイル、高知県産ユズ種子オイルのほか、通常は廃棄するパッションフルーツの種子を利用したパッションフルーツオイルといったサステナブルな原料など100%天然由来成分にこだわった。「モイストリップスティック」(全4種 同658円)、数量限定の「カラーリップスティック」(全3色 同768円)の2種を展開する。
■アルジェラン:公式サイト
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