公式サイト、公式Instagramより
年々高まる韓国熱の中、日本でもK-POPアイドルの名前をよく耳にするようになり、どんなグループなのか気になるが今さら聞けない…。そんな方々のために、所属事務所ごとにグループを紹介する本連載。
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第2弾はSMエンタテインメント。日本における韓流ブームの先駆けとなったグループから現在勢いのあるグループまで、数多くのアーティストが所属する、歴史ある大規模な事務所だ。主な所属グループは東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、EXO、Red Velvet、NCT、aespaなど。
東方神起は2003年に5人で結成されたボーイズグループで、現在は2人で活動している。日本でも人気が高く、第1次韓流ブームと呼ばれる時期に活躍した。日本のCMやバラエティ番組へも出演し、メンバーは日本語が堪能だ。グループ名ラテン文字表記は「TVXQ!」。
SUPER JUNIOR(スーパージュニア)は2005年にデビューした。男性10人組で、メンバーそれぞれが司会やタレントとして活躍する、バラエティ色の強いグループだ。メンバー全員が、韓国人が課せられている兵役を終えている。略称は「スジュ」。
少女時代は2007年に9人でデビューしたガールズグループ。2009年に発表した楽曲「Gee」が大ヒットし、K-POP界を牽引した。日本では2010年ごろ、同時期に活躍していたKARAとともに「少女時代派」か「KARA派」かで話題になっていた。今年でデビュー15周年を迎え、8月8日に5年ぶりの新曲を発表した。少女時代を韓国語で「ソニョシデ」ということから「ソシ」とも呼ばれ、「SNSD」と表記されることもある。
SHINee(シャイニー)は2008年に5人でデビューしたボーイズグループ。2017年にメンバーの1人が亡くなってからは4人で活動している。各自がソロで楽曲を発表したり俳優としてドラマに出演したりしている。現在は兵役制度により入隊しているメンバーがいるため、グループでの活動は一時休止している。
EXO(エクソ)は2012年に12人でデビューし、現在は9人で活動するボーイズグループ。韓国籍と中国籍のメンバーがおり、日中韓を中心に世界中で人気を誇る。EXOのメンバーもそれぞれがソロや俳優で活躍している。
Red Velvet(レッドベルベット)は2014年デビューの5人組ガールズグループ。可愛いコンセプトからかっこいいコンセプトまでうまく消化し、ガールズグループの中でもカリスマ的な存在感を放つ。今年3月に発表した「Feel My Rhythm」は西洋絵画をモチーフとしたミュージックビデオが話題になった。略称は「レドベル」。
NCT(エヌシーティー)は2016年に結成された23人のボーイズグループで、日本人メンバーが2人在籍している。23人といっても全員で活動するのではなく、NCT U、NCT 127、NCT DREAM、威神V(WayV)というユニットに分かれて活動する。NCT Uは楽曲のコンセプトによってメンバーが入れ替わるのが特徴。NCT 127 とNCT DREAM、威神Vはメンバーが決まっていて、NCT 127 は9人、NCT DREAMと威神Vは7人。NCT DREAMは元々卒業制度があり年少者が集まっていたが、今は廃止されている。威神Vは中国を拠点に活動するグループだ。
aespa(エスパ)は2020年にデビューした4人組のガールズグループ。SMエンターテイメントから久しぶりのガールズグループデビューということで期待されていた。メンバーには韓国人、中国人に加え、韓国と日本のハーフもいる。ミュージックビデオに度々メンバーのアバターが登場するなど、仮想世界と現実世界を行き来するという独創的なコンセプトを持つグループだ。
SMエンタテインメントは20年にわたりK-POPを牽引してきた大手事務所。その勢いは劣ることを知らない。SMエンタテインメント所属のアーティストは「SMTOWN」というライブで一堂に集まるのだが、今年は日本でも8月27日から29日に開催される。韓国から数多くの大物アーティストたちが来日し、熱い空気につつまれるだろう。
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