「マメクロゴウチ」初の旗艦店がオープン、こだわりを反映させた温もりのある空間に

FASHION

「Mame Kurogouchi Aoyama」の内装

Image by: Ichiro Mishima

　「マメクロゴウチ（Mame Kurogouchi）」初の旗艦店となる「Mame Kurogouchi Aoyama」がオープンした。

　店舗は表参道交差点に程近い、大通りから一本入ったロケーションに立地。元々住居スペースだった空間を店舗に改装した。内装はブランド初の直営店「Mame?Kurogouchi?Hanegi」と同様に空間デザイナーの柳原照弘が手掛けた。

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　エントランスはデザイナーの黒河内真衣子の故郷である長野の祖母宅の庭をイメージさせる四季折々の内庭をガラス越しに愛でることができる。階段を上がった店舗スペースは、窓からの自然光を取り入れた暖かみのある空間で、中央のフィッティングルームを囲うように、神代欅を使用した什器に「マメクロコ?ウチヘ?ーシックス」やバッグ、ウェアの最新コレクション、アクセサリーなどが並ぶ。

　アートギャラリーのようにアイテムを"発見していく"ような感覚で設計されたユニークな仕切りで、壁は左官による沖縄県産の石灰石に大分県で採取した竹を混ぜ込み着色を一切施さず、温もりを感じさせる仕上がりとなっている。

　フィッテングルームは中央ともう一部屋の計2部屋設け、床にはソフトな山形緞通の高級カーペットを敷き、デンマークのファブリックメーカー「クヴァドラ（Kvadrat）」のカーテンを採用。"スタイルが完成する場所"としてデザイナーの黒河内の強いこだわりを反映したという。

最終更新日: 2023年01月21日