CBDベイプを中心に展開するトリートブランド「フー(hu)」が、本格始動した。新商品の発売を記念して、商品開発時に意見を提供したkemioと、元「フィグアンドヴァイパー(FIG & VIPER)」クリエイティブディレクター の植野有砂がトークセッションに登場。世界を飛び回る2人から見たCBD市場やライフスタイルへの取り入れ方などを、フーの代表取締役 山﨑水葵とともに語った。
大麻植物に含まれるカンナビノイドは、大きくテトラヒドロカンナビノール(以下THC)とカンナビジオール(CBD)が知られ、THCが精神活性作用などがあるのに対し、CBDは習慣性や依存性がなく、不安を和らげ、リラックス効果などが期待できる。日本国内のCBD製品の市場規模は2021年時点で185億円を超え、2025年には約829億円にものぼると予想されている(矢野経済研究所調べ)。代表の山﨑が経営する別会社adReposeでは、CBD原料の卸売や製品開発を行い、国内工場で製造をしたオリジナル自社製品を販売。原料のほか商品の製造後にも成分調査を行い、CBDの安全性を厳密に管理している。
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フーのCBDベイプ(税込5660円)の本体は、ブルーやオレンジ、ピンクといったファッショナブルな7色展開で、フレーバー(CBD POD、各同3820円)はマスカットやライチといった5種類を用意。さまざまなライフスタイルに取り入れられるよう、豊富なバリエーションを意識したという。そのほか、CBDオイルはオレンジカモミール(濃度3%、同4180円)、ジャスミンスターアニス(濃度5%、同4920円)、ラベンダーレモン(濃度10%、同6280円)の3種を発売。CBD初心者でも気軽に試せるバスフレーク(50g 同1680円、600g 同1万480円)もラインナップする。
フーのヴィジュアルモデルに起用されたkemioは、「最初はモデルとしてオファーいただいて、僕がニューヨークでの生活で知ったCBDのことをお話ししたら色やフレーバーに生かしてくださったんです。マーケットのことを考えて商品に落とし込んでいくお手伝いができて、とても刺激的で勉強になりました」と振り返った。植野はkemioを通じて同様に意見を出したという。中でもカラーにこだわり、「昔に比べたら日本にもCBD製品が増えたと思いますが、ガジェットっぽかったりちょっと男性寄りのデザインが多いと感じていました。もっとファッション性が高くて持ってて可愛いものがあったら欲しいと思い、ピンクのサンプルを作っていただきました。サンプルでマゼンタとパワーピンクが上がってきたのですが、どちらか選び切れなくて最終的に2色展開していただきました」と裏話を披露。植野は続けて、「日本ではまだCBDのことをヴィジュアルのイメージなどから違法な大麻のイメージを持つ方もいると思うんですが、フーのようにカジュアルなデザインであれば興味を持つ人も増えると思います。ひと息ついて、自分のことを振り返るような時間はかけがえのないものです。自分のライフスタイルに合わせてCBDを取り入れてみてください」と呼びかけた。
■フー:公式サイト
kemio、植野有砂
kemio、植野有砂
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