EUCHRONIA デビューコレクション ルック画像
Image by: EUCHRONIA
佐藤百華と宮崎によるウィメンズアパレルブランド「ユークロニア(EUCHRONIA)」がデビューした。レースとニット、布帛を組み合わせたアイテムを、「記憶のレースをあしらった Ceremonial wear(祝福着)」をコンセプトに展開していく。今後は不定期での展開を予定している。
佐藤と宮崎は文化服装学院で出会って以来、それぞれが企業でデザイナーとして働きながら長く交友関係を築いてきた。二人が積み重ねてきた楽しかった記憶を、思い出し笑いあう瞬間に幸せを感じ、自分たち以外の人の思い出が生まれる場面でも着てもらえる服を作りたいと考え、ブランドを立ち上げたという。ブランド名のユークロニアは「時間のない国」を意味し、「いつ思い出しても色褪せない記憶は、時間が止まったように新鮮である」ことを表現している。
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ユークロニアのデザインは、二人が好きなレースを起点にスタート。レースの起源とされる、修道院の修道女たちが修行の一環でレースを作り、自らのローブとして使用していた、という姿をインスピレーションソースに「時間のない国に暮らす修道女」をイメージしてファーストコレクションが構成された。
布帛や機械ニットを使用した全てのアイテムには、ハンドニットの要素が手作業で組み合わされている。手仕事の温もりが感じられることを大切に、アイテム数を8点に限定することでデザイナーたち自身が魅力的に感じる要素を全てのアイテムに妥協なく詰め込んだという。
修道女の服をイメージしたレースのドレス「euchronia lace dress」(15万9500円)をはじめ、全て手作業で編まれたレースのつけ襟「euchronia lace collar」(4万4000円)、秘密めいた修道女の姿をイメージしたニットのガーターソックス「euchronia lace socks」(3万9600円/すべて税込)など100%シルクのニットやコットンが用いられた繊細なアイテムを、黒白の2色で展開する。
佐藤は、今後も誰かの思い出に寄り添うものづくりをするため、ひとりひとりの人生の節目の場面に寄り添うオーダーメイドのウェディングドレスやヘッドピースなどの制作も計画するほか、顧客たちを招いた手芸教室などを開き、顧客にとっての「秘密の花園」のようなブランドになりたい語った。
■EUCHRONIA:Instagram
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