視覚に障がいや不安がある人も買い物できる環境を　良品計画が遠隔サポートの実証実験を開始

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無印良品のロゴ

Image by: FASHIONSNAP

　良品計画が、SOMPOホールディングス傘下のプライムアシスタンスと損害保険ジャパンの2社と共同で、視覚に障がいのある人や視覚に不安を持っている人向けの遠隔サポートサービス「アイコサポート」を活用した店内案内および買い物サポートの実証事業を行う。対象店舗は横浜駅西口にある「無印良品横浜ジョイナス」で、実証実験の期間は6月1日から30日まで。

　アイコサポートは、プライムアシスタンスが提供するサービス。利用者が映すスマートフォンの映像を通じて、専門のオペレーターが位置情報と映像を確認し、現在地の特定や目的地までの移動をサポートする。

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　今回の実証事業では、視覚に障がいのある人や視覚に不安を持っている高齢者を対象に、アイコサポートアプリを通じて店内の案内や買い物体験をサポートし、無印良品を快適に利用できる環境作りを目指す。期間中は、横浜ジョイナス店を同アプリを利用できるフリーエリアに設定し、店舗営業時間中に店舗周辺100メートル圏内をアイコサポートフリーエリアとして提供。実証期間終了後、参加者にアンケートを実施し、利用満足度や課題などを抽出した後に、複数店舗への展開と定常的なアイコサポートの利用を検討する。損保ジャパンは、実証のリスクアセスメントと実用化に向けた支援を行う。