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【11月28日追加情報】12月1日に発売決定。豊島社関連の紡績工場とニット工場で紡績および生産を行ったジップアップフーディー、パンツ、ビーニー、クルーネックプルオーバーのニットウェア全8型(ウィメンズ4型、メンズ4型)をラインナップする。価格帯は税込2万6000?15万円。
展開店舗:ロンハーマン千駄ヶ谷店、二子玉川店、神戸店、有楽町店、辻堂店、六本木店、大阪店、名古屋店、福岡店、逗子マリーナ店、京都店、横浜店、仙台店、オンラインストア
Image by: ロンハーマン
「ロンハーマン(Ron Herman)」が、オリジナルブランドにおいてスパイバー(Spiber)の「ブリュード?プロテイン素材(Brewed Protein)」を採用した2023年秋冬コレクションを発表した。プルオーバーやフーディーなどメンズ?ウィメンズ合わせて7型をラインナップ。12月の発売を予定している。
ブリュード?プロテイン素材を採用した企業は、ゴールドウインや「パンガイア(PANGAIA)」などに次いで、ロンハーマンを展開するサザビーリーグ リトルリーグカンパニーが4社目。サステナブルな素材への移行を推進しているロンハーマンでウィメンズディレクターを務める根岸由香里氏がブリュード?プロテイン素材に関心をもったことが協業のきっかけとなった。2021年にコラボレーションの打診を受けていたが、2022年春にタイの量産プラントが稼働して本格的にプロジェクトが動き出したという。
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コラボアイテムはメンズ、ウィメンズ共通でプルオーバー、フーディー、プルオーバーとセットアップで着用できるパンツに加えて、ウィメンズ限定でビーニーを用意。ウェアはメンズとウィメンズで異なるシルエットを展開する。アイテムはいずれもブリュード?プロテイン素材50%、トルコ産のオーガニックコットン「トゥルーコットン(TRUECOTTON)」50%の混紡で、しっとりとした肌触りが特長。豊島社の関連の紡績工場とニット工場で紡績および生産を行った。肉厚感を生み出すために細いブリュード?プロテイン素材の繊維を贅沢に使用したという。ブリュード?プロテイン素材は染色による環境負荷低減といった観点や、素材自体の色を生かし、無染色で仕上げた。
「サステナブルな素材を使っているから」ではなく「アイテムとしての魅力や存在感」を追求したという根岸氏。完成品を振り返って「第一歩としては想定以上のクオリティのモノができた」と満足げだ。価格はプルオーバーで10万円超を想定するなど高価格帯となるが、根岸氏は「“良いモノ”を知っているロンハーマンの顧客層には相応の魅力が伝わると思う」と自信を覗かせる。
なお、ロンハーマンでは2025年までにオリジナル商品の主要素材で使用するサステナブル比率を100%にする目標を掲げており、2年目となった2022年には49%まで進捗。顧客にもこの姿勢は評価されているという。ブリュード?プロテイン素材の採用は、同計画への大きな貢献が期待できる素材だとし、長期的な協業を見据えている。ブリュード?プロテイン素材はカシミヤやウールのような秋冬シーズンに多用される紡績糸への加工を得意としていることから、秋冬での展開拡大を視野に入れる。
Image by: FASHIONSNAP
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