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古着屋「サンタモニカ(Santa Monica)」表参道店が6月25日、44年間にわたる営業を終了した。通常閉店時刻の20時前には、閉店の様子を見守るために多くの人が来店。最後の買い物や写真撮影を楽しむ様子が見られ、店舗は20時30分近くまで延長して営業した。
サンタモニカ表参道店は、古着屋 サンタモニカの1号店として1979年にオープン。ヴィンテージを含む古着を豊富に取り揃え、2020年3月に閉店した古着屋「原宿シカゴ」などと並んで原宿エリアの古着カルチャーを牽引してきた。
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閉店時刻に店舗に足を運んだ都内在住の40代男性は、サンタモニカ表参道店の閉店について「職場が近かったこともあり、24歳の頃から15年間通っていた。自分にとっては古着の聖地のような場所なので、なくなってしまうと聞いて驚いた」と話した。
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10代の頃から約40年にわたって店舗に通いつめたという50代男性は「仕事でこの近くに来るたびに店に立ち寄って買い物をしていた。閉店理由はネガティブなものではないと聞いているが、次から原宿に来てもこの店がないというのが信じられない」とコメント。2020年代に入り、原宿シカゴや下北沢ヘイトアンドアシュバリーなど老舗古着屋の閉店が続いているが「古着自体の人気は高まっているので、これまでとは違った新しいセレクトの古着屋は増えていると思う。ただ、こういった“コテコテの古着”を揃える店舗がなくなっていくのは古き良き古着カルチャーを知る者としては非常に寂しい」と語った。
閉店に際し、サンタモニカ表参道店の店長は「ビルの老朽化で閉店となるが、これまで44年間多くの方に愛されて営業を続けることができた。今まで、本当にありがとうございました」と笑顔で感謝を述べた。
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