AKB48の衣装展が大丸東京店で開催、ヘビーローテーションなど250点のコスチュームを展示

　AKB48グループの衣装を手掛けるオサレカンパニーが、同グループの歴代の衣装を展示する初の展覧会「AKB48 大衣装展～オサレカンパニーの世界～」を大丸東京店で開催する。会期は7月27日から8月8日まで。開催に先駆けて、7月26日には展覧会内部が初公開された。

　AKB48は、2005年に初の劇場公演を実施すると、2006年10月にシングル曲「会いたかった」でメジャーデビュー。結成18年目を迎える現在に至るまで61枚のシングルをリリースしており、「ヘビーローテーション」「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」などの楽曲や、新曲のセンターを投票で決定する「選抜総選挙」などで社会現象を巻き起こした。OGには前田敦子や大島優子、篠田麻里子、板野友美らのほか、ライフスタイルブランド「ハーリップトゥ（Her lip to）」をプロデュースする小嶋陽菜などがおり、当時の人気メンバーは「神7」と呼ばれるなど広く親しまれた。

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Image by: FASHIONSNAP

　同展では、AKB48の歴代衣装約250点を用意。「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」といった有名曲のコスチュームのほか、劇場公演、東京ドームツアーなどのライブで着用した衣装を展示する。

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　また、今回の展示の目玉の一つとして、メンバーがグループを卒業する際に着用してきた通称「卒業ドレス」を披露。卒業ドレスとは、グループを離れるメンバーの卒業公演のためだけに用意される特別な衣装で、メンバーの特徴やキャラクターに合わせてデザインされる。会場では、前田敦子や指原莉乃、渡辺麻友など多くの人気メンバーのドレスが卒業公演以来初めて披露される。

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　デビュー以来AKB48の衣装を手掛けてきたオサレカンパニーの茅野しのぶは「2022年に『AKB48 秋祭り』と題して開催したイベントの衣装ブースが非常に好評だったことを受け、衣装だけにフォーカスした展覧会を開くことになった」とコメント。「今のAKBファンやかつてファンだった人達、服作りに興味がある学生など、多くの人にAKBの歴史に触れて楽しんでもらえたら」と話した。