2021年末に終了した「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のコスメライン「マーク ジェイコブス ビューティー(MARC JACOBS BEAUTY)」が再始動する。長年にわたりマーク ジェイコブスのフレグランスライセンスを保有している、米国の化粧品メーカー コティ社との契約を15年間延長し、カムバックに向けて準備を進めている。
マーク ジェイコブス ビューティは、マーク ジェイコブスとフランス発の「セフォラ(SEPHORA)」とのコラボレーションにより2013年に始動。リップ、アイ、フェイス、ネイルの4カテゴリーでデビューし、世界のメイクアップアーティストや消費者から注目を集めた。また、LGBTQコミュニティーを支援するキャンペーンにマーク氏本人が登場するなど、象徴的な広告がカルト的な人気をけん引。2021年末、販売を終了している。コティ社とマークジェイコブスのパートナーシップは今年で20年の節目。両者はビューティラインの復活に加えて、コスメやフレグランスのEC販売強化を戦略的な取り組み事項として合意した。
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コティのCEOを務めるスー?ナビ(Sue Nabi)氏は、「マーク ジェイコブス ビューティの復活を世界中の消費者が熱望している。同契約は、『一流の美容ポートフォリオの構築』を掲げるわれわれのヴィジョンに共感する世界中のブランドに対して、コティのポジションをより強固なものとする」などとコメント。なお、マーク ジェイコブス ビューティの公式インスタグラムのプロフィール欄は「Stay tuned.(乞うご期待。)」と更新している。
■マーク ジェイコブス ビューティー:公式インスタグラム
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