主力ブランドのボタニスト
Image by: FASHIONSNAP
「ボタニスト(BOTANIST)」や「サロニア(SALONIA)」などを展開するI-neが、東京証券取引所グロース市場から東京証券取引所プライム市場への上場変更が承認された。9月19日に移行する。
同社は2007年に設立。ヘアケアのボタニストや「ヨル(YOLU)」、美容機器のサロニアなどを主力ブランドに、スキンケアブランド「サラナル(Salanaru)」、クレイビューティブランド「ドロアス(DROAS)」のほか、青山テルマがプロデュースする「ミズム(mythm)」といった著名人とのコラボレーションも手がけている。今年に入り、ヘアケアブランド「アクオル(Aquall)」、初の医薬品として目薬を展開する「ティアラル(Tearal)」、スキンケアブランド「ドクターシュワン(Dr.SYUWAN)」、メンズスキンケアブランド「マーフィー(murphy)」の4ブランドを新たに立ち上げた。
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東京証券取引所プライム市場への上場を記念して、2023年12月31日を基準日とし、1株あたり13円の上場記念配当を実施。今後も、M&Aや資本提携、人財への投資や売上成長のための戦略的なマーケティング投資といった、成長投資を最優先としていくという。
同社の2023年12月期第2四半期(2023年1?6月)連結決算は、売上高が前年同期比20.5%増の195億1700万円、営業利益が同0.6%増の19億1900万円、経常利益が同7.0%減の19億1300万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同161.9%増の30億1200万円だった。国内および海外事業ともに好調で、ボタニスト、ヨル、サロニアが売上を支え、売上高、営業利益ともに3年連続加工最高を更新した。通期の業績予想は、売上高が前期比17.7%増の415億円、営業利益が同32.9%増の43億円、経常利益が同21.1%増の42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同105.0%増の39億5000万円を見込む。
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