大丸松坂屋百貨店が、アメリカ発のアートメディア「ARTnews」日本版の運営や、企業や団体に対してアートソリューションを提供するマグアス(MAGUS)に出資をしたことを発表した。同社が出資を行うのは初めて。なお出資額は非公開としている。
大丸松坂屋百貨店は、日本のアート市場が経済規模に比べて小規模であり、特定の層の嗜好的位置付けとされている現状を踏まえ、多くの人々がアートに触れられる機会を設けてきた。2022年にはアートメディア「アートヴィラ(ARToVILLA)」を立ち上げ、メディアとしての機能を強化しながらマーケットの開拓に取り組んでいる。
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今回の出資は、「アートを社会に実装し、持続可能な未来を創出する」という信念を掲げるマグアスのイベントの企画や運営のほか、アーティストの育成や支援、セミナーやスクールの開催などの高いコンサルティング力と、「ARTnews」の日本版「ARTnews JAPAN」を運営する能力を評価。知見やノウハウを獲得し、今後の活動に活かしていけるという考えから実現したという。
大丸松坂屋百貨店は今回の提携を通して、今後もアートを身近に感じられるような取り組みを進めていくという。
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