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ミズノ社長が「カンブリア宮殿」に出演、寝具市場などの新分野を開拓する創業家4代目に迫る

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　テレビ東京系列の報道番組「日経スペシャルカンブリア宮殿」が、ミズノを特集する。放送日時は9月28日23時06分～23時55分。

　1906年、ミズノは、水野明人現社長の祖父である水野利八が、弟の利三と大阪北区で「水野兄弟商会」として創業。水野明人現社長は、2代目健次郎の次男として生まれた。2006年に、兄で3代目の正人の跡を継ぎ、4代目社長に就任。国内のスポーツ用品市場が、少子化の影響で年々縮小傾向にあるなか、同氏はスポーツ以外の分野の事業拡大を推進している。2020年にコロナ禍によってスポーツ大会が次々中止になったが、同氏が推し進めてきた新事業が成功し、2022年度には売り上げ、利益ともに過去最高を記録。同番組は、こうした現場に密着したという。

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　番組にはゲストとして水野明人社長が出演。スポーツ用品の開発で培った技術をもとに、近年ワークビジネスを強化する「ミズノ（MIZUNO）」のワークウェアに着目する。同ブランドは、荷物を運ぶ際の筋肉や関節の動きを解析し、動きやすさや快適性を追求した、青と白の縞々模様の「佐川急便」のユニフォームをはじめ、膨らみにくく動きやすい設計のファン付きジャケットなどを採用した大手ゼネコン「竹中工務店」のウェア、高温になるキッチンでの汗対策として吸汗速乾性に優れた「ミスタードーナツ」の制服など、これまで約1200の企業や自治体にウェアを納入。そのほか、今年6月に寝具市場に参入し、高い体圧分散と寝返りのしやすさを実現した新構造のマットレスや、熱を逃がす敷パッドなどを販売するなど、新分野を開拓する同社のビジネスに迫る。