左から、加藤信介（MEET YOUR ART FESTIVAL 実行委員会/委員長）、森山未來（MEET YOUR ART MC）、山峰潤也（アートエキシビジョンキュレーター）、蜂谷典子（東京都生活文化スポーツ局文化振興部長）

「チャラいイベントにするつもりはない」　国内最大級のアートとカルチャーの祭典が開幕、東京都と共催

　国内最大級のアートとカルチャーの祭典「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023『Time to Change』」が10月6日の今日、天王洲運河一帯で開幕した。会期は10月9日まで。

　MEET YOUR ART FAIRは、俳優の森山未来がMCを務める同名のアートの専門YouTubeチャンネルのオフラインイベントとして、2022年にエイベックス?クリエイター?エージェンシー（以下、エイベックス）とエイベックス?エンタテインメントが2022年に初開催。アートを軸に、音楽、食、ファッション、ライフスタイルなどの隣接したカルチャーが一堂に会することで、アートに対する新しい出会いや発見を提案する領域横断型のアートフェスティバルとして、3日間で約3万人を動員した。

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　2回目の開催となる今回は、エイベックスのほか、東京都生活文化スポーツ局文化振興部などと共催。東京都生活文化スポーツ局文化振興部は、今年5月に東京都庭園美術館で開催された「プラダモード（Prada Mode）」にも協力しており、近年アートとカルチャーを横断するイベントにおいて精力的に活動している。

　前回よりも規模を大幅に拡大した今回は「Time to Change」をテーマに、天王洲運河沿いの6つの会場で100人以上の新進気鋭アーティストが参加する。作品を展示するアートエキシビションや、作品を展示販売するアートフェア、船上ステージでのライブパフォーマンス、森山未來によるトークセッションなどが行われる。

　開催初日に開かれた記者会見に登壇した、MEET YOUR ART FESTIVAL実行委員会委員長でエイベックス執行役員の加藤信介氏は「ミックスカルチャーのイベントと聞くと雑多のものに聞こえるかもしれないが、“チャラさ”や“軽いもの”を作ろうとは一切思っていない」とした上で「コンセプトや文脈を大事にしている一方で、依然敷居が高いと感じられることの多いアートの接触点を増やすことも目的としているので、シンプルに一日中楽しめるイベントにもしたい。直感的な好きという感覚の先に、作家の背景やコンセプトを知りたいという欲求は生まれると思う。好きから作品購入の動線を築くことを愚直に続けていきたい」と今後の展望についてコメントした。

??MEET YOUR ART FESTIVAL?2023
会期：2023年10月6日（金）?2023年10月9日（月）
会場：天王洲運河一帯（寺田倉庫G1ビル★、B&Cホール、Eホール、T-LOTUS M★、WHAT CAFE★、ボードウォーク、WHAT MUSEUM）
営業時間：11:00?20:00 ※最終日は17:00終了
チケット：一般 2000円、学生 1500円
出展協力：sland JAPAN、AKIO NAGASAWA GALLERY、ARTCOURT Gallery、Annet Gelink Gallery (Amsterdam)、ANOMALY、imura art gallery、KOSAKU KANECHIKA、Tomio Koyama Gallery、ShugoArts、TAV GALLERY、TEZUKAYAMA GALLERY、PARCEL、biscuit gallery、Marco Gallery、MISAKO & ROSEN、MUJIN-TO Production (Tokyo) 、Yamamoto Keiko Rochaix、EUKARYOTE、Yutaka Kikutake Gallery、JK Contemporary、LEESAYA、rin art association
主催：MEET YOUR ART FESTIVAL 実行委員会（構成団体：エイベックス?クリエイター?エージェンシー株式会社、一般社団法人エリアマネジメント TENNOZ、一般社団法人天王洲?キャナルサイド活性化協会）、東京都　※東京都は、★のエリアを MEET YOUR ART FESTIVAL 実行委員会と共同して実施。