ロンハーマンがLA?メルローズの創業店を閉店へ　「アメリカ事業の戦略的再構築のため」

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ロンハーマン千駄ヶ谷店

Image by: FASHIONSNAP

　「ロンハーマン（Ron Herman）」が、創業店である米カリフォルニア州ロサンゼルスのメルローズ店を今年12月22日をもって閉店する。アメリカでは、今年に入って既にマリブとブレントウッドの店舗をクローズしており、今後米国内ではホノルルのワイキキ店のみが運営を継続するという。

　ロンハーマンは、1976年に米カリフォルニアのメルローズ通りにあったライフスタイル複合セレクトショップ「フレッド?シーガル（Fred Segal）」本店を引き継ぐ形で創業。アメリカ国内でメルローズ本店に次いでブレントウッド、ビバリーヒルズ、マリブの計3店舗を出店したのち、2009年にサザビーリーグと日本における独占ライセンス契約を締結し、日本初となる旗艦店を東京?千駄ヶ谷にオープンした。日本上陸後は順調に国内での出店拡大を進め、2019年にはサザビーリーグがアメリカ本社から事業を取得。現在は、日本国内でアウトレット5店舗を含む18店舗を展開するほか、今年2月にはハワイ1号店となるワイキキ店をオープンした。

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　今後、アメリカ事業についてはワイキキ店の営業は継続し、本土ではオンラインとオフライン両面から時期を見て戦略を練り直すとしており、アメリカ事業自体からの撤退は否定。FASHIONSNAPの取材に対し担当者は、「アメリカ事業の戦略的再構築のために、今回メルローズ店を閉店いたします。今後の計画についてはお伝えできるタイミングで発表させていただきます」とコメントしている。