「アルマーニプリヴェ」の新作フレグランスは金継ぎに着想　相反する2種の香り

BEAUTY フレグランス

左から：アルマーニプリヴェブランコガネ、アルマーニプリヴェノワールコガネ

Image by: ARMANI beauty

　「アルマーニビューティ（ARMANI beauty）」のフレグランスコレクション「アルマーニプリヴェ（ARMANI PRIV?）」から、金継ぎにオマージュを捧げたオードパルファン「ブランコガネ」と「ノワールコガネ」（各100mL 各税込5万2250円 ※編集部調べ）が2月2日に登場する。

　新作は、日本の伝統文化である「金継ぎ」の“不完全であることの美しさと強さ”からインスピレーションを得て、それぞれアイボリーと深いブラックのボトルを金継ぎのようなタッチで彩り、アートピースのようなデザインに仕上げた。2つのフレグランスは、対照的でありながらも補完し合うような“デュオ”として提案。同コレクションの、世界中の文化から生まれた“秘めたる香り”のシリーズ「レテールプレシューズ」の新作として展開する。

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　ブランコガネはクリーンなホワイトフローラルムスクの香調で、調香師ブノア?ラプーザ（Benoist Lapouza）が手掛けた。トップノートはレモンエッセンスのフレッシュさとピンクベリーのスパイシーさが広がり、ミドルノートでは2種のジャスミンとイランイランが甘く官能的なフローラルノートへと変化。ベースノートは繊細な素肌を体現するようなムスクの香りに、ベチバーとパチョリによるウッディノートがニュアンスを加え、柔らかさの中にたおやかさを感じさせる香りに仕上げた。

　ノワールコガネは調香師ソフィー?ラベ（Sophie Labbé）が手掛け、温もりの中に色気を感じさせる、ミステリアスでダークなウッディレザースパイシーな香りを表現。温かみのあるクミンやピンクペッパーのスパイシーさから始まり、システ?アブソリュとサフランに包まれたオリバナムがレザーのような香りに変化。さらに、ウッドレザーアコードがスモーキーなウッディさをもたらし、深みのあるミステリアスなベースを作り上げる。