カラーが約15年ぶりの路面店「kolor 丸の内」をオープン、店内が初公開

　「カラー（kolor）」が、2009年にオープンした旗艦店「kolor 南?山」以来2店舗目となる路面店「kolor 丸の内」を2月16日にオープンする。2月15日には、営業開始に先駆けて店内が初公開された。

　新店舗は、東京メトロ二重橋前駅、日比谷駅からともに徒歩3分ほどの場所に位置する新東京ビルの1階に入居。近隣には、「エルメス（HERM?S）」や「ポール?スミス（Paul Smith）」「ジェイエムウエストン（J.M. WESTON）」などのブティックが並ぶ。

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カラーが約15年ぶりの路面店「kolor 丸の内」をオープン — Image by: FASHIONSNAP

　新規出店は、ビル側からの出店の打診を受けて実現。これまでアプローチできていなかった丸の内エリアの客層開拓を目指し、オープンに至ったという。

　内装は、デザイン事務所 GLAMOROUSの森田恭通が担当。ランウェイから着想を得た直線的な店舗デザインで、奥に進むにつれて通路の幅を狭くすることで実際よりも奥行きのある印象に仕上げた。服をしっかりと見せるためにホワイトとシルバーで統一したのもこだわりの一つだ。

Image by: FASHIONSNAP

　店内には、カラーと「カラービーコン（kolor BEACON）」のフルラインナップを用意。オーフ?ン時には、右裾のみパンツのパーツをドッキングすることでタックインしているかのようなデザインに仕上げた店舗限定シャツを展開する。また、税込3万3000円以上購入した人を対象に、パリで発表された2024年春夏シーズンのランウェイショーで来場者に配られたブランド初のレインコートを数量限定で配付する。

店舗限定シャツ

Image by: FASHIONSNAP

　詳細な数字の公開は控えたが、カラーの売れ行きは好調で売上高は右肩上がりで伸長を続けているという。「kolor 丸の内」は2009年にオープンした「kolor 南?山」に続く15年ぶり2店舗目の路面店で、ブランドとしては8店舗目の直営店になるが、担当者は「テナント内店舗に比べて客入りは少なくなるかもしれないが、その分路面店ではお客様一人一人に時間をかけて対応することができる。ブランドの世界観をしっかりと表現できることも路面店ならではなので、その辺りも楽しみに来店してほしい」と話した。