新生「トッズ」のデビューショー　ミラノの街の活気とレザーの魅力を取り入れたコレクション

新クリエイティブ?ディレクターのマッテオ?タンブリーニ

Video by: FASHIONSNAP

　新クリエイティブ?ディレクターのマッテオ?タンブリーニ（Matteo Tamburini）が手掛ける「トッズ（TOD’S）」がミラノで2024年秋冬コレクション「トッズ?イン?モーション」を発表した。会場は、ダルセナの歴史ある路面電車の操車場。新生トッズのデビューコレクションを見届けるべく、アナ?ウィンター（Anna Wintour）をはじめとする豪華ゲストが集った。

　マッテオは1982年イタリア生まれ。2017年から「ボッテガ?ヴェネタ（BOTTEGA VENETA）」でトーマス?マイヤー（Tomas Maier）、ダニエル?リー（Daniel Lee）、マチュー?ブレイジー（Matthieu Blazy）の元で経験を積んだ実力派で、昨年7月にブランドを去ったヴァルター?キアッポーニ（Walter Chiapponi）の後任を務める。マッテオの公式インスタグラムからは、建築や彫刻、写真、クラシックカーなどに強い関心を持つ様子が窺える。

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　今回のコレクションでは、イタリアンライフスタイルと卓越した品質に根差すブランドの理念を、より現代的に表現。都市生活と余暇、フォーマルとインフォーマル、伝統と革新といった二面性を反映させた。カラーパレットはナチュラルトーンで、ブランドが得意とするレザーを主役にした洗練されたアイテムを提案。レザートレンチや、レザーのフリンジが揺れるヨーキーバージョンの「ゴンミーニ」、ガーメントケース風バッグなどが登場した。ミラノの街の活気とクラフトマンシッフ?を取り入れたマッテオのコレクションに、会場からは大きな拍手が送られた。