ケリングがスタートアップ企業を対象にしたアワードを日本初開催、最優秀企業には1000万円を進呈

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IMAGE by: ケリング

　「グッチ（GUCCI）」や「サンローラン（SAINT LAURENT）」などを擁するケリング（Kering）が、スタートアップ企業を対象にした「ケリング?ジェネレーション?アワード」を日本で初開催する。

　同アワードは、ケリングのヴィジョンである「Crafting Tomorrow’s Luxury（未来のラグジュアリーを創造する）」に従い、2018年12月に中国で発足。2021年の第2回のアワードでは「生物多様性とその先」に焦点を当て、2022年12月の第3回は「完全なる循環へ（Coming Full Circle）」をテーマに実施した。

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　第4回を迎える今回は、スタートアップ成長支援専門部隊CIC Instituteのサポートのもと開催。「サステナブル?ファッション& ビューティ」をメインテーマに、製品のライフサイクルにおける重要な段階である「代替原材料」「製品製造」「リテール」「消費者エンゲージメント」の4つのサブテーマに取り組むスタートアップ企業を発掘することを目的としている。創業20年以内、未上場であることなどが応募条件となっている。

　選考は「代替原材料」「製品製造」をサブテーマに掲げたグループA、「リテール」「消費者エンゲージメント」をサブテーマに設定したグループBに分かれ、グループAは3月5日から4月23日まで、グループBは5月7日?6月18日までの期間、専用ウェブページから応募を受け付ける。それぞれ技術力の高さや新規性?革新性といった審査基準のもと、書類選考やピッチ?セッションを経て、一次選考を通過したスタートアップ企業10社を集中支援コースに招待。その中から専門家による審査で上位3社のファイナリストを選出する予定で、2025年春に開催される「ケリング?ジェネレーション?アワード」授賞式で発表する。最優秀企業には、プロジェクト開発のための賞金として1000万円が贈られる。