ゲオホールディングスの遠藤結蔵代表取締役社長執行役員がオーナーを務める城蔵屋が、ゲオホールディングスの株式400万株の公開買い付けを実施すると発表した。
ゲオホールディングスはレンタルビデオ大手として知られるほか、リユースショップ「セカンドストリート(2nd STREET)」やオフプライスストア「ラックラック(Luck Rack)」なども運営。増収増益を計上した2024年3月期(2023年4月?2024年3月)は、セカンドストリートなどのリユース店舗の国内外における新規出店が功を奏し、リユース部門の売上高は前年同期比30.3%増の1704億8900万円と大幅な成長を示した。
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城蔵屋は、ゲオホールディングス創業者 遠藤結城氏の息子で、現ゲオホールディングス社長の結蔵氏の資産管理会社と言われている。2023年9月時点で保有する城蔵屋のゲオホールディングスの株式保有割合は34.06%で、大株主となっている。
今回の公開買い付けは、総株主の議決権数に対して約10.1%を占める400万株を対象とし、期間は2024年5月22日から2026年5月8日まで。期日より前に買付数量の取得を完了する可能性や、市場動向などにより買付予定株式数の一部または全部の取得が行われない可能性があることも示唆している。なお、ゲオホールディングスの5月10日の終値は前日比56円高の2009円だった。
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