仏発アクセサリーブランド「アガタ パリ(AGATHA PARIS)」の日本法人アガタジャポンが、東京地裁に自己破産を申請し、5月15日に破産手続き開始決定を受けたと帝国データバンクなどが報じた。
アガタジャポンは1989年に設立し、1974年にパリで創業したアガタ パリの日本法人として伊勢丹や小田急百貨店、高島屋など全国の百貨店で約30店舗を展開。20代?40代の女性をターゲットにリーズナブルな価格帯で人気を博していた。
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複数報道によると、2003年8月期には年売上高約16億5400万円を計上していたが、EC販売の台頭による百貨店離れや新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け売上高が減少。負債総額は2020年12月期決算時点で10億2339万円にのぼった。2020年11月にフランス国内のグループ会社が法的手続きを申請していたが、2021年5月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。
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