ニットシューズ「ステッピ」から医療従事者向けの新作が登場、手を使わずに脱ぎ履き可能に

steppi medical

Image by: steppi

　オンワード樫山が手掛けるニットシューズブランド「ステッピ（steppi）」が、整形外科医師と共同開発した医療従事者向け多機能ニットシューズ「ステッピメディカル（steppi medical）」を発表した。5月22日から公式オンラインストア「オンワード?クローゼット（ONWARD CROSSET）」で展開しており、6月中旬から同社のOMO型店舗「オンワード?クローゼットセレクト（ONWARD CROSSET SELECT）」を中心とした全国約200の取扱店舗で販売する。

　同社は新作の開発にあたり、100人以上の医師を対象に院内で履くシューズについてのアンケートを実施。勤務の際どのようなデザイン分類のシューズを履いているかという設問では、「かかとが覆われていないつっかけサンダル」の回答が最も多く、また、メディカルシューズに求める機能の問いでは、「履き心地」が75.7%、次いで「着脱のしやすさ」が73.8%の結果となった。

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　このアンケート結果を踏まえ、新作はステッピ特有の軽さ、撥水性、通気性、洗濯機で洗えるなどの特性を活かしつつ、手を使わずに脱ぎ履きでき、濡れた床でも滑らないグリップ力の強いソールを採用。血液など医療現場ならではの汚れもはじくように、再生ポリエステルで編み立てたアッパーのニットの糸には撥水加工を施している。一般の利用者もデイリーに履けるよう、革靴のような佇まいのシンプルなデザインかつ立体的フォルムに仕上げた。22.5～28cmまでの12サイズを展開し、ホワイト、グレー、ブラックの3色を用意している。価格は税込9990円。