「政治的衣服」を販売、アーティストのスーパー?キキが初のポップアップを開催

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イベントのキーヴィジュアル

Image by: 政治的衣服 PINK BOMBING

　アーティストのスーパー?キキ（super-KIKI）が、初のポップアップイベント「政治的衣服 PINK BOMBING」を下北沢の「ボーナストラック（BONUS TRACK）」のギャラリーで開催する。期間は6月7日から9日まで。

　スーパー?キキは、「路上と日常と文化を切り離さない」をテーマに、2011年から活動。デモや抗議活動に参加しながら、アートを通して社会に対する疑問やメッセージを表現している。ぬいぐるみでできた横断幕やネオンサイン風ステンシルのプラカードを制作するほか、フェミニストゲーマーのミーティングや、政治的メッセージを刷るシルクスクリーンワークショップなどを展開。また、バーンアウトの経験から、いかに無理をしないで持続的に声をあげられるかについて模索し、身に付けられる政治的アイテムを制作している。

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　同イベントでは、グラフィティ用語の“ボミング”と、セクシュアルマイノリティ（LGBTQ+）の象徴カラーである“ピンク”を合わせた「PINK BOMBING」という総称をつけ、社会システムへの反骨精神を表現。会場では、クィアやフェミニズム、抑圧からの解放を目指すメッセージをデザインしたTシャツやステッカー、古着のリメイクによる一点物の販売をするほか、作品展示やワークショップなどを展開する。また、イベントに伴い、8日には「NOISY ZINE & BOOK Culture / Activism / Feminism / Queer の交差点」をボーナストラックの広場で開催。カルチャー、アクティビズム、フェミニズム、クイアが交差する一晩限りのフェスで、ZINEや雑誌、雑貨を中心に10以上のブースが出店する。9日夜には、グラフィックデザイナーの宮越里子とスーパー?キキによるトークイベント「〈社会運動とデザイン／アート〉～思想強めのブリコラージュ～」を実施。社会運動やデザイン、アートをテーマに対談するという。