Image by: Masanori Akao

ジョンスメドレーが「ジービーケント」とコラボしたニット＆ウェア用ブラシを発売、240年の歴史で初めて

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　「ジョンスメドレー（John Smedley）」が、1777年設立の老舗ブラシ?コームメーカー「ジービーケント（G.B.KENT）」とコラボレーションしたオリジナルのニット＆ウェア用ブラシを9月1日に発売する。ジョンスメドレーの直営店および公式オンラインストアで取り扱う。ブラシの発売は、240年のジョンスメドレーの歴史の中でも初の試みとなる。

　ブラシは、ジービーケントの通常の洋服ブラシとは異なる、「エクストラファインピュアブリッスル」と呼ばれる豚の極細毛を採用。同ブリッスルはベビー用ヘアブラシなどに使われるもので、よりデリケートな素材にも適応するよう、通常はカットしたままで平らな状態になる毛先部分を細くし、上部の毛を梳いてわずかに不揃いにしている。こうした加工により、繊細なハイゲージニットでも繊維を傷めず、付着した汚れやホコリを取り払って編み地を整えることができるという。ブラシの柄は、「サペリ」と呼ばれるやや赤みのあるブラウンのマホガニー材を使用しており、天然素材であるため1点ずつ木目の表情が異なる。シェイプは、ジービーケントの携行しやすい細身のヘアブラシと同様。本体表面にはジョンスメドレー、柄の部分にはジービーケントのロゴをそれぞれ配した。アイテムには深いネイビーのタッセルが付属し、専用の化粧箱に封入される。

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　使い方は、ニットの素材がメリノウールでもシーアイランドコットンでも変わらず、力を入れずに生地の目に沿って上から下へ小さくブラッシングする。それにより空気を含んだニットは本来のやわらかさを保ち、生地表面の繊維のからまりがほぐれることで毛玉もできにくくなる。また、同ブラシはニットに限らず他のカシミヤやウールなどの織物にも使用でき、ケアを行うことでウェアを良好な状態で長く着続けることができるという。価格は1万450円。