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クラシック回帰ムードで再注目の「サスペンダー」 その魅力と歴史

クラシック回帰ムードで再注目の「サスペンダー」 その魅力と歴史

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現在、メンズを中心に人気の高まりを見せているサスペンダー。ファッション界のトレンドでクラシックなスタイルへの回帰が見られる中、ドラマの衣装や俳優?モデルの私服でもコーディネートのアクセントとして取り入れられるなど、注目を集めています。近年では現代的にブラッシュアップされたデザインも登場しており、ワンランク上のおしゃれを目指すなら持っておきたいファッションアイテム。今回は、サスペンダーの歴史や種類、魅力について紹介します。

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サスペンダーの魅力

サスペンダーは長い歴史を持ち、クラシック?フォーマルウェアのためのアイテムという印象が強くありますが、デニムなどのカジュアルウェアにも違和感なく合わせられ、幅広いコーディネートに対応します。機能面ではパンツのずり落ちを防いでシルエットをきれいに保ち、足を長く見せる効果も。女性がメンズスタイルのパンツを履く場合にも活用できます。体型が変化しても金具を調節すれば着用できるので、長く使い続けられる点も魅力です。お腹周りを押さえないので内臓を締め付けず、血流や姿勢の改善など、健康面でも効果があるといわれています。

ブレイシーズとの違いって?

ファッションアイテムとしてのサスペンダーという呼称はアメリカ発のもので、イギリスではブレイシーズという呼び方が一般的です。イギリスにおけるサスペンダー(正確には複数形のサスペンダーズ)とは、女性のストッキングを吊り上げるガーターベルトを指し、アメリカでは歯の矯正器具のことをブレイシーズと呼んでいますが、使用目的は両者とも変わりはありません。日本ではかつて「ズボン吊り」や「吊りベルト」という呼び名もありましたが、現在ではサスペンダーで浸透しています。

サスペンダーの歴史

サスペンダーは18世紀、ヨーロッパで誕生したズボンを吊り上げて履くための布帯を起源としています。その造りはズボンのボタンホールにリボンを取り付けて吊るという簡素なものでした。19世紀に入るとイギリス?ロンドンでアルバート?サーストンの紳士向けアクセサリーショップで、歴史上初のサスペンダーの販売がスタート。知る人ぞ知るアイテムでしたが、ビジネスパーソンを中心に少しずつ浸透し、しっかりとしたボックスクロスの生地や金属クリップでズボンに装着するスタイルが人気を博すようになりました。20世紀に入るとズボンを固定するアイテムとしてベルトが登場し、サスペンダーの勢いは陰りを見せるようになります。しかし近年、お腹や腰を締め付けない装着感やスタイリッシュなビジュアルが再評価され、再び人気を取り戻しています。

大きく4つ!サスペンダーの種類

サスペンダーには大きく分けて4つの種類があります。それぞれに異なった特性を持っており、知っておくことでコーディネートやスタイリングをワンランクアップさせることが可能です。

H型

サスペンダーの種類の中で最も古い歴史を持つのがH型。縫製された背中の4つのパーツがそれぞれ動くようになっており、その名の通りアルファベットのHのような形をしています。機能性に長けており、身体にフィットしやすいことが特徴で、フォーマルからカジュアル、アウトドアまで、幅広い用途に対応します。ベルトは前2本、後ろ2本で留めるデザインとなっており、4点で留めるクリップ式、先端が2つに分かれ8点で留めるレザー式が一般的に知られています。

X型

背中側で2本のベルトが交差し、前2点、後ろ2点で留めるスタイル。背中の金具の位置を自在に動かすことができるのが特徴で、体型が変わりやすい人や大柄の人が使うのに適しています。パンツの吊り下げにおいてはH型よりも安定しており、左右のバランスが良いことから折り目を美しく見せることができます。H型と同じくさまざまな場面に適応し、サスペンダー初心者にとっては扱いやすい種類といえるでしょう。

Y型

19世紀中盤から定番となったタイプで、前2点、後ろ1点で留めるスタイル。背面のベルトが1本に集約されるので、シルエットをスラッとさせたい人におすすめです。こちらもさまざまなシーンで活用できますが、特にクラシックな雰囲気を強調したい場合には効果的です。テレビドラマ『相棒』で水谷豊演じる杉下右京が愛用していた影響か、日本ではサスペンダーというとY型を想像する人が多いようです。背中側は1点留めるだけなので着脱しやすいところも人気のポイントです。

ホルスター型

ベルトが背面で交差し、身体の左右2点で留めるスタイル。たすき掛けのようにベルトの輪に腕を通して着用し、前から見るとリュックを背負っているような形になることが特徴です。肩からずり落ちにくい、衣類の重みを型に集中させず疲れにくいことが人気のポイントです。ジャケットを羽織った時に見えにくくなるので、サスペンダーを強調したくないという人にはおすすめです。刑事ドラマなどで拳銃のホルスターを取り付けるのは、このタイプになります。

サスペンダーの選び方

サスペンダーは種類を問わず、幅広い洋服に対応するアイテムですが、スタイルによって選び方に違いがあります。用途として比較的多いビジネス?フォーマルでは、基本的に白か黒の無地を選び、ネクタイやシャツとの統一感を意識しましょう。素材は、機能性を重視するなら伸縮性のあるゴム、華やかな印象を演出するリボン、格調の高さや使い込んだ風合いを出すレザーという3種類が主な選択肢となります。留め具はボタン式が正統派とされていますが専用のパンツを買う必要があり、着用しやすいクリップ式を選んでも特に問題はありません。カジュアルやアウトドアでの着用なら形式にとらわれず、好きな色や形を選んでおしゃれを楽しみましょう。キャンプなど荷物の持ち運びが多い場合は、着用した時の身体の動かしやすさも判断基準のひとつになります。

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