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VFコーポ、24年7?9月は減収幅縮小　ザ?ノース?フェイス人気が寄与

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　VFコーポレーション（VF Corporation）が、2025年度第2四半期決算（2024年7月?9月）を発表した。売上高は27億5794万ドル（約4192億円）で、前年同期から6％の減収となったが、2025年度第1四半期に比べ減少幅は4ポイント改善。純損益は前年同期が4億5070万ドル（約685億円）の赤字だったが、今四半期は5217万8000ドル（約79億円）の黒字に転換した

　同社は2023年12月に従業員を500人解雇したほか、今年5月にヴァンズ、6月にザ?ノース?フェイスに新しい経営者を起用するなど、事業の再構築を図っている。10月には「シュプリーム（Supreme）」の売却を完了した。

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　ブランド別では、「ヴァンズ（VANS）」と「ティンバーランド（Timberland）」が同11％減、「ザ?ノース?フェイス（THE NORTH FACE）」と「ディッキーズ（Dickies）」が同3％減と軒並み減収となった。地域別では、アメリカ大陸が同10％減、ヨーロッパ?中東?アフリカがそれぞれ同3％減となるなか、アジア太平洋はザ?ノース?フェイスの「サミット?シリーズ」の人気とグレーターチャイナでの好業績により同6％の増収を記録した。

　ブラッケン?ダレル（Bracken Darrell）社長兼CEOは「当四半期の業績は期待通りで、前年比で連続的かつ広範囲に改善していることが反映されている。また、2023年10月に発表した運用効率化と収益性の向上による3億ドル（約459億円）のコスト削減目標を、2025年度末までに達成する見込み」と述べ、2024年12月が期限の10億ドル（約1529億円）の長期ローンを完済したことも発表した。

※実績は為替変動などの影響を除く
※1ドル＝152円