カネボウ化粧品の新社長に内山智子氏が就任　同社初の女性社長が誕生

BEAUTY スキンケア

内山智子氏

Image by: 花王

　花王グループが、2025年1月1日付でカネボウ化粧品の新社長に、内山智子氏が就任する人事を発表した。同氏は現在、花王のコンシューマープロダクツ事業統括部門ヘルス&ビューティケア事業部門ヘアケア第1事業部長、コンシューマープロダクツ事業統括部門ヘルス&ビューティケア事業部門ヘアケア第1事業部プロジェクトリーダー。カネボウ化粧品にとって初の女性社長となる。

　花王は中期経営計画「K27」の達成に向け、グローバル成長の加速をねらう。各国エリア責任の明確化と迅速な意思決定をするために、事業と販売を一体化させ、「グローバルコンシューマーケアビジネス」として統合。また、事業横断活動のさらなる最大化を目指して「ビジネスコネクティッド部門」を新設し、花王ブランド?技術の業務品事業（花王プロフェッショナル?サービス株式会社）の強化、花王ブランド全体の体験型直販ビジネス（My Kao Mall）の進展、花王技術を活かしたパートナーとの共創事業構築を進めていく。

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　内山新社長は1977年11月3日生まれ。信州大学大学院工学系研究科機能高分子学専攻博士前期課程修了後、2002年4月に花王に入社。2019年1月から研究開発部門ヘアケア研究所第2研究室長、2021年6月からコンシューマープロダクツ事業統括部門ライフケア事業部門事業基盤開発部開発マネジャー、2023年1月からコンシューマープロダクツ事業統括部門ヘルス＆ビューティケア事業部門ヘアケア第1事業部長を務めてきた。来年からは、カネボウ化粧品の社長に加え、花王のグローバルコンシューマーケア部門化粧品事業部門長と、グローバルコンシューマーケア部門欧米リージョン統括（化粧品）を兼任。現在の花王上席執行役員、コンシューマープロダクツ事業統括部門化粧品事業部門長、カネボウ化粧品社長の前澤洋介氏は退任する。

　その他、グローバルコンシューマーケア部門欧米コンシューマーケア事業部長、グローバルコンシューマーケア部門欧米リージョン統括（コンシューマーケア）、Kao USA Inc. Chairperson of the Board & Presidentにはジョー?ワークマン氏が新たに就く。現コンシューマープロダクツ事業統括部門グローバル事業推進センター長の坂光宣氏は、グローバルコンシューマーケア部門ビジネスコネクティッド部門長、グローバルコンシューマーケア部門ビジネスコネクティッド部門グローバル事業推進センター長、花王プロフェッショナル?サービス株式会社担当に任命した。