フリーク スストア2025年春夏展示会
Image by: FASHIONSNAP
デイトナ?インターナショナルが運営する「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」が、2025年春夏展示会を開催した。いくつかのテーマを挙げて打ち出すトレンドカテゴリのひとつとして、1990年代から2000年代にかけてのファッションからインスピレーションを得たスタイルを提案した。
2025年春夏商品の一部となる「アーバン?ノスタルジア」と題したカテゴリは、「懐かしさ」をキーワードに「今の10代の若者がギリギリわからないくらい」の1990年代後半から2000年代のファッションから着想を得て、当時のファッションリーダーのスタイリングをイメージしたという。ウィメンズでは、1990年代に流行した「腰履き」を取り入れ、ずり下げたジーンズのウエスト部分からチェック柄のトランクスが覗く着こなしを提案する。
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メンズでは、1994年にアメリカ?ハワイで創業し、90年代のサーファーファッションを代表するブランドとして日本でも人気を博した「ピコ(Piko)」と協業し、トライバル柄などのややアクの強いデザインを「やりすぎないギリギリのライン」を狙って打ち出す。
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90年代に流行したウォレットチェーンの重ね付けを取り入れたメンズのスタイリングには、藤原ヒロシらが着用して大ブームとなり、「ナイキ(NIKE)」の「エア マックス95」と共にスニーカーブームを牽引したスニーカーブランド「ノースウェーブ(northwave)」のシューズを合わせている。
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90年代に人気を集めたファッションを再現するだけではなく、年代をミックスしたスタイルも提案する。2000年代にギャル男系ブランドでよく見られた、マルチワッペンデザインのウィメンズのデニムジャケットには、レースのアイテムを合わせてフェミニンな雰囲気を加えたり、同じく2000年代のマルイ系ブランドが多数展開していたダブルウエストのジーンズは、当時主流だったスキニーシルエットではなく、ルーズシルエットするなどのアップデートを施している。同社のプレス担当者は「Y2Kとは違った『懐かしさ』が感じられるスタイルを提案したい」と話した。
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