
ジョージズ2025年春夏展示会
Image by: FASHIONSNAP
「ジョージズ(GEORGE'S)」が、オリジナルアパレルの領域を強化する。ライフスタイルストアとしての提案力をより一層強め、中長期的に100店舗の出店を目指す。
ジョージズは、1989年に京都でインテリアショップとしてスタート。2024年にアダストリアの傘下になったことを機に、2025年春夏シーズンからオリジナルアパレルの取り扱いを大幅に拡大する。現在全国で12店舗を展開しており、駅ビルなどに入居する都市型小規模店舗でのアパレルの取り扱い比率はこれまで通り3割程度に留めるが、郊外のショッピングセンターや今後出店予定の路面店では、アパレルの割合を雑貨に対して1:1ほどまで増やしていく計画だ。都市型小規模店舗でも、店内の目立つ場所にアパレル商材を置き、打ち出しを強めていく。
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アパレルの主軸として提案するのが、2025年春夏展示会で初披露となったアイテムだ。ウィメンズは、デイリーで着られるアメカジをベースに、ボヘミアンやインドといった要素をミックス。アダストリアの生産背景を活かし、クイックな物作りを進めるとともに、生産数量をコントロールすることで、需要に見合った供給を図るという。価格帯は、シャツが7?8000円、ジーンズが1万円前後。既に展開しているオリジナルアイテムとのコーディネートを想定した古着も継続で取り扱う。古着に興味はあるものの、古着屋に行くことにハードルを感じる層に好評だという。











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メンズは大きなロゴプリントやネオンカラーなどをあしらった、ポップなデザインのアイテムを中心に展開。「ジョージズの未来の客をつくる」という考えのもと、20代や30代の若年層をターゲットに設定している。シャツが5500?7500円、ジーンズが1万円前後で、セレクトショップのセカンドラインの価格帯をイメージしているという。


























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アダストリアでは雑貨が好調に推移しており、同社が展開するライフスタイルブランド「ラコレ(LAKOLE)」では、和食器などを中心に前年比二桁増の売れ行きを見せている。アダストリア全体における雑貨の売上構成比は25%を超えており、ジョージズを運営するトゥデイズスペシャルの縫田雅樹 専務取締役は、中長期的な出店目標として100店舗という数字を挙げる。現在ジョージズのオンラインストアは、アダストリアグループの公式オンラインストア「アンドエスティ(and ST)」への移転のために閉鎖中。3月10日にオープンを予定している。アンドエスティが抱える約1900万人のユーザーの買い回り需要により、ブランドの認知を高めつつ、オンラインストアからリアル店舗への導線を構築することで、シナジーを生み出したい考えだ。
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