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グッチビューティが新作オードパルファムを発売　自然界のエレメントを香りで表現

BEAUTY フレグランス

　「グッチビューティ（GUCCI BEAUTY）」のラグジュアリーフレグランスコレクション「ザアルケミストガーデン」から、新オードパルファム3種「バニラフィレンツェ」、「フィオーリディネロリ」、「オスマンサスネクター」（各100mL 各5万50円）が登場する。3月26日から伊勢丹新宿店グッチビューティカウンター、髙島屋大阪店グッチビューティショップ、グッチ公式オンラインショップ、一部のグッチ直営店で取り扱う。

　ザアルケミストガーデンは、グッチのブランド誕生の地であるフィレンツェで栄えた錬金術に着想。希少な原料をブレンドすることで、感情を呼び起こして永続的な印象を残す香りを生み出している。調香のプロセスに物質変容における4つの錬金術的段階を取り入れ、その段階が自然界の4要素である土?風?水?火と結びつくことから4要素をそれぞれの香りで表現した。

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　土の香りをイメージしたバニラフィレンツェは、イタリア産のイリスパッリダコンクリートと3種の異なるバニラエクストラクトをブレンドしたフローラルウッディアンバーの香り。イリスパッリダコンクリートは、貴重なイタリアンオリスの根茎を乾燥?熟成し、その豊かで土のような香りを深めた後、粉末状に加工して溶媒抽出によって奥深い香りを引き出す。調香師のヴェロニク?ナイバーグがこの原料の二面性に着目し、感情と理性、直感と具象、化学と魔法という相反するエレメントを香りに共存させた。さらに温かみのあるバニラインフュージョン、官能的なバニラアブソリュート、ガス抽出した豊かなバニラエッセンスを加え、多層的な広がりを香りにもたらす。ボトルには気品と力強さを象徴する駿馬をデザインしている。

　水に着想したフィオーリディネロリは、イタリアのリグーリア州最後のネロリ生産者と特別なパートナーシップを組み古来の蒸留技術を採用。フレッシュなネロリの花から抽出した貴重なネロリエッセンスを、調香師マチュー?ナルダンとジュリー?マッセが地中海を吹き抜ける風の香りへと昇華させた。ネロリエッセンスの明るく華やかなフローラルノートは、葉から抽出したペティグレインエッセンシャルオイルの輝くようなフレッシュさによって際立ち、イタリアの夏の無邪気な雰囲気を呼び起こす軽やかな花の香りを広げる。さらに、みずみずしいグリーンのニュアンスは、ベースにあるシダーエキスの深みと出合うことで中和し、対極的なエレメントが心地よい調和を奏でる。パッケージにはオレンジブロッサムの蕾のモチーフをあしらい、イタリアの伝統の復活を表現している。

　火を表現したオスマンサスネクターは、オスマンサスの花の親しみやすく甘美な香りが味覚から嗅覚まで五感を刺激するように香り立つ。調香師のナタリー?ロルソンは、オスマンサスの本質であるアプリコットのような香りを際立たせるために、味覚と香りの世界を結びつけることに挑戦。ドーム型のガラス（クロッシュ）を用いて、オスマンサスが開花する瞬間の香りの分子を閉じ込め、オスマンサスのフルーティな側面を再現した。繊細なフローラルノートに温かみのあるサンダルウッドエッセンシャルオイルをブレンド。さらにクリーミーでウッディなベースにドライなスパイシーさをほのかに加えることで、香りに深みを与える。このフローラルフルーティウッディ調の香りには、調香師の情熱的な創造力と自由な発想を象徴するハミングバード（ハチドリ）をデザインした。

　既存の香り「ティアーズフロムザムーン」が風をイメージし、春の花々のブーケの優雅さを表現。露に濡れたダマスクローズの花びらが、ホワイトピオニーやステファノティス（マダガスカルジャスミン）といったアルデヒド系の白い花々と出合い、透明感あふれる芳香を生み出す。スズランのアコードを加えることで、フレッシュでみずみずしい輝きをもたらし、ボトルには自由と希望を象徴する優雅なトンボをデザインした。

■グッチビューティ：公式サイト