Image by: 学研ホールディングス

AKB48の衣装で知られる茅野しのぶが自身初の著書を発売　20年間で製作した4万着の魅力を紐解く

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　AKB48や＝LOVEといったアイドルの衣装を手掛けるクリエイティブディレクター茅野しのぶが、自身初の著書「アイドル衣装のひみつ～カワイイの方程式～」を6月5日に発売する。価格は2200円。現在、Amazonと楽天ブックスで予約販売を行っている。

　同書では、AKB48の結成以来、茅野が20年間にわたって手掛けてきた約4万着のアイドル衣装とともに、ファンだけではなく、アイドル自身からも支持される同氏のクリエイションを徹底解剖。表紙には、同書籍のために製作したオリジナル衣装の写真を使用。AKB48が2024年春に開催したコンサート「11月のアンクレット」、＝LOVEのウィンターツアー「You all are "My ideal"」の衣装と同じ生地を用いたという。

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　また、衣装の制作過程や、茅野が考える「アイドル衣装デザイン論」をはじめ、過去に茅野率いるオサレカンパニーが手掛けた衣装を特徴別に掲載。衣装だけではなく、同氏が製作した学校制服やアパレルなども紹介する。また、アイドル衣装に関わるデザイナーやスタイリスト、アイドルOG、現役アイドルらと茅野の対談も掲載。時代を象徴してきたアイドル衣装のこれまでとこれからについて語られるという。なお、対談の出演者は、追って発表される。

　茅野しのぶは、2005年のAKB48結成当時、秋元康のもとで衣装担当として活動を開始。その後、衣装デザインやヘアメイクなどを担うオサレカンパニーのクリエイティブディレクターに就任した。現在は、AKB48のほか、指原莉乃がプロデューサーを務める＝LOVEや≠ME、≒JOYといったアイドルグループ、声優やコスプレイヤー、2.5次元アーティストの衣装に加え、学校制服や医療制服のプロデュースにも尽力している。