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相場検索?データ分析ツール「オークファンプロ Plus」を手掛けるオークファンが、過去5年間のネットショッピング?オークション市場におけるフォーマルスーツ取引推移の調査結果を発表した。
同調査では、Yahoo!オークションでカテゴリをメンズファッション?フォーマルに限定し、2021年から2025年にかけて各年3月に行われたフォーマルスーツの取引件数を比較。2025年3月が最も取引件数が少なく489件で、最も多かった2023年3月(686件)から29.6%減少した。
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オークファンは、取引件数減少の要因と考えられる社会背景として、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルの普及、テレワークの定着とフルセットスーツの着用頻度低下、セットアップ化?機能性スーツの台頭の3点を指摘。IT企業やスタートアップを中心にスーツを必要としない企業文化が広がりTシャツやスニーカーといったカジュアルな服装を許容する企業が増加していることや、テレワークの普及によるスーツの必要性の低下、ユニクロやワークマンなどのブランドが提供する「洗える」「ストレッチ」「軽量」といった機能性を備えたセットアップスーツが人気を集めていることなどを具体的事例として挙げた。

3月のフォーマルスーツにおける取引実績
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一方、同じくYahoo!オークションでキーワードをスーツ、カジュアルに限定し、2021年から2025年にかけて各年3月に行われたカジュアルスーツの取引動向調査では、2025年3月が直近5年間で最も取引件数が多い結果となった。オークファンは、カジュアルスーツの取引において価格に着目。出品数の増加に伴い下落傾向にあるとしている。出品数増加の要因には、スーツ着用を義務付けない企業が増加したことで、初出勤時からセットアップやスマートカジュアルで対応する新社会人が増えていることを挙げた。

3月のカジュアルスーツにおける取引実績
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