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崩れた世界を生き抜く「サイバーパンク」
神宮前5丁目?米原康正キュレーションのtHE GALLERY OMOTESANDOで、泉谷しげるの個展「サイバーパンク展」が開催。期間は、2025年5月16日(金)?6月15日(日)まで。
シンガーソングライターや俳優としての活躍が知られる泉谷しげる。1980年には、石井聰亙監督の映画「狂い咲きサンダーロード」で美術と音楽を担当。1982年、同じく石井聰亙監督の映画「爆裂都市」ではそのキャラクターのクリエーティブも担当するなど美術にも造詣が深く、2023年には実の孫である造形作家?糖衣華との二人展をtHE GALLERY HARAJUKUにて開催した。
今回の個展にあわせて、泉谷にとって初の描き下ろしサイバーパンク漫画「ROLLING THUNDER(ローリングサンダー)も発売。会期中の週末には特別イベントとして、米原康正プロデュース『泉谷しげる×米原康正トーク&ライブ60分』も実施する(スケジュールや参加方法の詳細は、ギャラリーのSNSをご確認ください)。
tHE GALLERY OMOTESANDOに広がるのは、「漫画家になりたかった音楽家」と自認する泉谷が、70年代から描いてきた“サイバーパンク”の世界。未来に希望を持ちづらい現代社会でも、なお生き抜こうとする者たちの物語と、ますます意気軒高な泉谷しげるのアートが放つ「生の叫び」を感じ取ってみてほしい。
■概要
泉谷しげる 個展 "サイバーパンク展"
開催期間:2025年5月16日(金)?6月15日(日)
場所:tHE GALLERY OMOTESANDO
住所:東京都渋谷区神宮前5-16-13?SIX HARAJUKU TERRACE S棟 2F
営業時間:12:00?19:00
休廊日:月、火
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tHE GALLERY OMOTESANDOから徒歩5分の場所にあるGallery Commonでは、アメリカ人アーティスト?ネイト?ロウマンの日本初個展が5月25日(日)まで開催中。社会的テーマに警鐘を鳴らすロウマンが、独自の表現を通して伝えたいことについて、じっくりと考えてみてはいかがだろうか。
※敬称略
Text:miwo tsuji
最終更新日:
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