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マルニのクリエイティブディレクター、フランチェスコ?リッソが退任

2023年秋冬コレクションのショーを日本で開催した際のフランチェスコ?リッソ

Image by: FASHIONSNAP

2023年秋冬コレクションのショーを日本で開催した際のフランチェスコ?リッソ

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マルニのクリエイティブディレクター、フランチェスコ?リッソが退任

2023年秋冬コレクションのショーを日本で開催した際のフランチェスコ?リッソ

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 OTBグループが、「マルニ(MARNI)」のクリエイティブディレクターであるフランチェスコ?リッソ(Francesco Risso)が同職を退任すると発表した。後任は現時点で明かされていない。

 フランチェスコは、2016年に創業者兼クリエーティブ?ディレクターを務めてきたコンスエロ?カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)の後任として同職に就任。2017年秋冬コレクションから2025年秋冬コレクションまでを手掛けた。

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 イタリア出身のフランチェスコは、16歳で故郷を離れフィレンツェのポリモーダでファッションを学んだ後、ニューヨーク州立ファッション工科大学に進学。その後、セントラル?セント?マーチンズで修士号を取得した。大学卒業後は、アンナ?モリナーリ(Anna Molinari)手掛ける「ブルマリン(Blumarine)」や、「マロ(Malo)」時代のアレッサンドロ?デラクア(Alessandro dell'Acqua)など数人のデザイナーの下で経験を積み、2006年に「プラダ(PRADA)」に入社して婦人服を約10年間担当した。マルニでは、デザインを「総合芸術作品」と捉えた実験的な表現を通して、ブランドの成長をけん引。没入型ショーや体験型イベントの発表や、多様なアーティスト、ブランドとのコラボレーションを実現させた。2023年にはファッションショーを日本で初開催。2022年に発売した「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボレーションは日本でも大きな注目を集めた。

 マルニを傘下に抱えるOTBグループ会長のレンツォ?ロッソ(Renzo Rosso)は、「フランチェスコは、メゾンの精神と価値観を真に体現し、チームと共に新しい地平を切り拓き、マルニのこれからを支える基盤を築いてくれました。彼は唯一無二のデザイナーであり、真のアーティストです。未来に向けて心からの成功を祈っています」とコメント。フランチェスコは、「レンツォには、私を信じ、想像以上の旅に連れて行ってくれたことに心から感謝しています。マルニは私にとってスタジオであり、ステージであり、夢そのものでした。チームの皆さん、そして道中で支えてくれたすべての仲間たちに感謝を」とコメントしている。

最終更新日:

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