
ジャンポール?ゴルチエさん

ジャンポール?ゴルチエの半生を描いた「ファッションフリークショー」が12日から東京?渋谷で再演される。日本再登場を前に、ゴルチエがリモートインタビューで再演への思いと自身のブランドの未来について語った。
(小笠原拓郎)
日本は楽しい思い出ばかり。日本の人に最初に認めてもらったキャリアの最初の地です。そこで新しい演目ができることに満足しています。23年以来の再演となります。
このファッションフリークショーを通じて、子供時代の自分の人生や仕事を知ってもらえる。スポーツがダメな子供で、内気だった。疎外感を持っていたけれど絵を描くことが好きだった。ある時、自分の絵が人を幸せにすることに気づきました。その後、映画を通じてファッションを作るようになりました。そういう自分の集大成です。ちゃんと夢を見て、それを生きることが大切なんだってことを伝えたい。
「ジャンポール?ゴルチエ」の新クリエイティブディレクターのデュラン?ランティンクは、プレタポルテとオートクチュールをデザインします。彼は精神性が僕と共通する。皮肉が利いていて、独創性がある。(契約)期間は3年で、やって見て、それ以降のことは決めることになっています。彼が作るゴルチエ像がどんなものになるのかは分からない。楽しみにしているし、好きにやってもらって、自分もびっくりしたい。日本の皆さんにもびっくりしてほしい。
自分もピエール?カルダンの弟子だった時に、そのイズムを受け継ぎながら、自分らしさを入れるというのをやってきた。「サンローラン」に、イヴ?サンローランはもういないけれど、そのエスプリは続いている。ランティンクは型にはまらずに、壊して作り上げる。試行錯誤があるのが素晴らしい。
僕のブランドでデザイナーを務めたオリヴィエ?ルスタンや「トム?フォード」でのハイダー?アッカーマンなど、いろんな例がありますが、若くて才能あふれるランティンクが3年後にどうするかは、この期間に2人で考えられればと思うし、最終的には、彼が決めることだと思っています。
ハイブランドのデザイナーを務めた人で、並行して、もしくはハイブランドのデザイナーを終了したあとで、自身のブランドを成功させている人ももちろんいますよね。
最終更新日:
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