ゲランの名香「シャリマー」から新香調　伝統的なアンバーアコード引き立つヴァニラを調合

BEAUTY フレグランス

シャリマーレソンス

Image by: GUERLAIN

　「ゲラン（GUERLAIN）」から、ブランドを象徴する名香「シャリマー」の誕生100周年を祝した新たなフレグランス「シャリマーレソンス（オーデパルファン）」（50mL 1万7820円）が登場する。シャワーオイル「シャリマーサテンシャワーオイル」（200mL 8250円）とともに、9月19日から公式オンラインブティックで先行販売し、10月1日に全国で発売する。

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　シャリマーは、ゲラン3代目調香師ジャック?ゲラン（Jacques Guerlain）によって1925年に誕生。オリエント文化と神話的な伝説に魅了されたジャック?ゲランが、17世紀インドの皇帝シャー?ジャハーンと王妃ムムターズ?マハルによる伝説的な愛の物語に着想を得て、史上初のアンバーフレグランスとして創作した。ベルガモットのフレッシュさとバニラがもたらす、甘美で中毒性のあるフレグランスは、当時のフレグランス業界に旋風を巻き起こし、アンバーのトレンドを確立した。

　新作のシャリマーレソンスは、ゲランフレグランスクリエイションディレクター兼調香師のデルフィーヌ?ジェルク（Delphine Jelk）が象徴的な香りのオマージュとして創出。有機栽培のヴァニラビーンズから作られるマダガスカル産のヴァニラチンキを、アルコールに一定期間浸漬させ、リッチなヴァニラの香りを引き出し調合することで、シャリマーが持つ香りの余韻に優しく官能的で柔らかなノートを加えた。

　繊細なベルガモットが香るフローラルなハートノートが広がり、ローズ?アブソリュートとアイリスのパウダリーな優雅さが調和し、シャリマーの代名詞であるアンバーノートが姿を現す。ふんだんに配合したヴァニラと、なめらかかつウッディなテクスチャーにレザーのニュアンスが漂い、ラストは今回新たに配合したムスクのぬくもりが包み込む。

　ボトルは、歴史に深く根ざしながらも現代性を取り入れたデザインで、シャリマーのロゴを再解釈し、大胆なゴールドのグラフィックに仕上げた。

　また今回、シャリマー100周年を記念した特別なボトル?も発売。フランスとブラジルの血を引くアーティストジャナイナ?ミレイロ（Janaina Milheiro）とコラボレーションし、熟練のフェザーワークを施した「シャリマー100周年記念? エクセプショナルピース ?シャリマーレソンス? 1.5L」（一部店舗限定、319万円）を、10月1日からラブティックゲランギンザシックス、伊勢丹新宿店、日本橋高島屋店、銀座三越店、阪急うめだ本店、高島屋大阪店、京都伊勢丹店、西武池袋本店、仙台藤崎店で、10月2日から公式オンラインブティックで取り扱う。