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ゴールドウイン25年4?9月期、インバウンド需要急回復に手応え 国内外で積極出店

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ゴールドウイン25年4?9月期、インバウンド需要急回復に手応え 国内外で積極出店

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 ゴールドウインの2025年4~9月期連結業績は、売上高が前年同期比4.2%増の555億円、営業利益が同33.5%増の69億円だった。「ゴールドウイン(GOLDWIN)」「ザ?ノース?フェイス(THE NORTH FACE)」を中心に国内外で計10店を出店したことや、夏物が堅調に推移したことが寄与した。ただし、為替変動により韓国の持分法適用会社からの持分法投資利益が減少したことで、経常利益以下は減益となり、最終利益は同13.6%減の67億円で着地した。

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 4?9月の間に、ザ?ノース?フェイスで東京?丸の内の新丸ビルに大型店(約525平方メートル)を出店。ほか、神奈川のラゾーナ川崎内の既存店は約356平方メートルから約600平方メートルに増床し、「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」との複合に変更した。新規店舗や改装店舗では、強化中のシューズの集積売り場を新設し、シューフィッター資格を持つ販売員も配置。シューフィッターは11月時点で全国で59人となる見込み。アイテム別では、暑熱対応の機能性Tシャツや軽量シェルが好調だった。

 ゴールドウインブランドでは、4?9月で中国本土に4店を新規出店すると共に、京都や札幌、東京?丸の内(移転)にも出店した。2026年3月期中に、ロンドン、ソウル、ニューヨークへの出店も予定する。

 4?9月期決算発表に合わせて、初めて国内直営店のインバウンド売上高比率も公開した。それによれば4?9月期累計の同社のインバウンド売上高比率は27.2%で、前年同期に対し3.3ポイント増加。7月はSNSによる風評被害などで東アジアと東南アジアからの観光客が全国的に減少したが、「8月以降の回復スピードが、当社は同業他社に対して速かった」と自信を見せる。

 インバウンド対応には引き続き注力し、2026年3月期中に、ザ?ノース?フェイスで中部国際空港に新店をオープン予定。「(本国であるアメリカ企画ではなく)日本企画のザ?ノース?フェイスへの支持が、東アジア、東南アジア、欧米にも広がっている。このトレンドは今後も持続的に拡大する」と期待する。

 韓国の持分法適用会社の販売は足元では堅調に推移しているといい、2026年3月期連結業績予想は、期初発表から修正はなし。売上高が前期比6.2%増の1405億円、営業利益が同18.2%増の259億円、純利益が同3.9%増の254億円を見込む。

最終更新日:

??ゴールドウイン2025年4?9月期連結業績
売上高:555億円(前年同期比4.2%増)
営業利益:69億円(同33.5%増)
経常利益:90億円(同8.3%減)
純利益:67億円(同13.6%減)

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