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繊研plus年末恒例で開催している日本メンズファッション協会のセミナーでは『日経トレンディ』に掲載された「ヒット商品ベスト30」をもとに、日経BP総研の品田英雄客員研究員が10年前後にわたりヒットの傾向や理由を分析?解説した。
24年は政権与党が苦戦し、米国?韓国など国際情勢が不透明、物価高やインフレ、実質賃金が上がらない、生活者が苦しい時代と分析した。昨年のヒット商品は、「短期的に得する感/『つらさ』からの解放/『する』より応援という流れが強かった」と指摘した。
今年も世界情勢は不安?不満が渦巻いた。社会の変化?技術の進歩に追いつけない人も出てきており、格差?孤立?分断が深まると分析。今年は①消極的②安全③節約という消費傾向で、ヒット商品のキーワードは①効用?効率②非日常?喜びと解説した。
新年に向けてメンズアパレル各社の経営者にインタビューしているが、今年はインフレと気候変動の影響が大きかったという声が目立った。来年はどうかと聞いたところ、景気全般やファッション消費の見通しは大きく変わらなそう。取材を担当している中でも元気な企業に来年の展望を聞くと、地方の個店からは「リアル回帰」、ファクトリーブランドからは「海外販路開拓」と明るく前向きな答えが返ってきた。来年の飛躍を期待したい。
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