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2026年秋冬ウィメンズトレンド#04 アクセサリー編──新たなバランスのバッグやシューズ

Image by: ?Launchmetrics Spotlight

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 ありのままの身体への眼差し、自然への回帰、現代的なリアリティの追求が多く見られた2026年秋冬ファッションウィーク。日常に立ち返るアティチュードを体現するバッグや、デイリーウェアに華やかなアクセントを加えたシューズ、アクセサリーなど、今シーズン注目を集めたファッションアクセサリーを一挙に振り返る。

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シューズ&ソックス

 新たな潮流が今季顕著に見られたのは、足元の緊張感と抜け感のバランス。

レースアップ × ポインテッドトゥ

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左上から時計回りに マルニオニツカタイガーオフホワイトプラダ

 注目は、「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」をはじめ「マルニ(MARNI)」「プラダ(PRADA)」などからも登場したスニーカーとヒールサンダルの特徴を融合したシューズ。数年前からストリートを中心に「スニーカーミュール」という通称で少しずつ注目を集めていたが、スポーティかつカジュアルなイメージはよりエレガントに昇華され、本格的なトレンドを迎えそうだ。レースアップやポインテッドトゥにルーズなソックスを合わせれば、緊張感を和らげる今季らしい足元に。

スティレットヒール × ストッキング

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左上から時計回りに マリー?アダム=ルナールトドルチェ&ガッバーナトム フォードバルマンモスキーノラバンヌ

 緊張感のあるスティレットヒールシューズには、ストッキングや素肌が透ける薄手のカラータイツを合わせてアンニュイなムードが醸し出されたのも今シーズンの特徴。

トレンカが復活

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左上から時計回りに ステラマッカートニーミュグレートッズピエール?カルダン

 2000年代後半に流行した「トレンカ」がランウェイにカムバック。ヒールパンプスにスポーティな印象を与え、足元のさりげない肌見せが抜け感を演出する。シューズの上からシューズベルトのように合わせるスタイリングも見られた。

レトロ&フューチャーなサイハイブーツ

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左から?クロエエルメストム フォードアクネ ストゥディオズ

 タイトなボトムスのシルエットを強調するサイハイブーツが存在感を放った。ボトムスと同系色のレザー素材によってスキニーパンツのようなストイックな佇まいを見せた「エルメス(HERM?S)」「トム フォード(TOM FORD)」、折り返しにあしらわれたファーがノスタルジックなムードを漂わせた「クロエ(Chloe)」「アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)」など、その表現は幅広い。

新鮮なフォルムのウェッジソール

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左上から時計回りに?ルイ?ヴィトンアンドレアス?クロンターラー フォー ヴィヴィアン?ウエストウッドイザベル マラン、ゾマー、ホダコヴァヴァケラ

 2024年頃から続くウエスタンブーツトレンドの延長か、キューバンヒールをソールとドッキングしたような丸みのあるシルエットのウェッジソールが目立った。ポインテッドトゥと合わせることで新鮮なシルエットを生み出した「ルイ?ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をはじめ、曲線的で意外性のあるフォルムが探求された。

バッグ

 持つ人のライフスタイルを反映するバッグにも、現代的なリアリティの追求が見て取れる。

温もり感じるシアリングバッグ

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左上から時計回りにフェンディトッズドルチェ&ガッバーナミュウミュウガブリエラ ハーストボッテガ?ヴェネタ

 ウェアでも度々登場したシアリング素材は、温かみを感じる柔らかなフォルムのシアリングバッグに落とし込まれた。

勢い増すワンハンドル

上段:?Launchmetrics Spotlight、下段:FASHIONSNAP

左上から時計回りにアクネ ストゥディオズトッズディオールロエベロエベバルマン

 ニューアイコンとして定着しつつある「ディオール(Dior)」の「シガール トップ ハンドル バッグ」や「ロエベ(LOEWE)」の「アマソナ180」の影響もあり、引き続き注目が集まっているワンハンドルバッグ。今シーズンは、アクネ ストゥディオズからもアシンメトリーなワンハンドルの新作バッグが登場した。

人気継続中のレクタングル

左?中央:?Launchmetrics Spotlight、右:FASHIONSNAP

左上から時計回りにジル サンダーボッテガ?ヴェネタフェラガモ、ロンシャン、ミュグレーマルニ

 根強い人気が継続しているのは、肩にかけられる長めのハンドルがついた横に細長いレクタングルバッグ。「フェラガモ(FERRAGAMO)」のシグネチャーである「ハグ」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」のアイコンバッグ「ル プリアージュ?」からも初のレクタングルタイプが登場した。

中身チラ見え&半開きのフラップ

左上:FASHIONSNAP、その他:?Launchmetrics Spotlight

左上から時計回りにロエベパロマウールバレンシアガラコステシャネルジュリ ケーゲル

 ワンハンドルバッグの重心が偏ったようなシルエットに通じる、バッグを持って急いで家を飛び出した瞬間のようなリアリティのあるスタイリングにも注目。片方のストラップを肩から外したり、フラップが開いたままになっていたり、バッグから中身を覗いているスタイリングなど、飾らない雰囲気が今シーズンらしい。

スラウチービッグボストン

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左上から時計回りにドリス ヴァン ノッテンオフホワイトクロエキコ?コスタディノフイザベル マランアクネ ストゥディオズ

 使い込んだように柔らかな素材のビッグボストンバッグは、クラッチのように小脇に抱え込んだり、ざっくりと手に持つことでくったりとしたフォルムを生む。ヴィンテージのような風合いも、ノスタルジックやレトロといった今シーズンのムードにマッチする。

ユニークモチーフクラッチ

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左上から時計回りにドリス ヴァン ノッテンディオールルイ?ヴィトンアンリアレイジクロエシャネル

 コレクションのキーモチーフをそのままバッグにしたユニークなデザインには、繊細なメゾンの手仕事と遊び心が宿り、人の手の温もりを感じさせた。

その他アクセサリー

 アイウェアやジュエリー、グローブなどの小物の取り入れ方やデザインに、今シーズンのムードがよく表れている。

細身スクエアメガネ

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左上から時計回りにプラダラコステルイ?ヴィトンバレンシアガピエール?カルダンエトロ

 日常に“ひねり“を加えるアプローチが、アイウェアにも見られた。継続しているモンスターアイ、ゴーグルスタイルといったビッグフォルムのトレンドと並行して、実際に身につけやすいサイズ感やデザインへの回帰が見られつつある。そんな中、今シーズン特に目を惹いたのは、「プラダ(PRADA)」をはじめとする、縦は目の幅ほどに細く、横は輪郭を飛び出すような大ぶりのデザインだ。

たっぷりビジューイヤリング

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左上から時計回りにディオールドリス ヴァン ノッテンシャネルミュウミュウサンローランマルニ

 実用性やリアリティを重視したリラックスムードのウェアを引き締める華やかなアクセサリーに注目。耳元を飾る立体的でボリューミーなビジューイヤリングが目立った。

ノスタルジックなネクタイ&スカーフ

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左上から時計回りにドルチェ&ガッバーナクロエジャンポール?ゴルチエラルフ ローレンドリス ヴァン ノッテンモスキーノ

 ユニフォームルックやスーツスタイルに欠かせないネクタイは、今季のキーアイテムのひとつ。クロエや「ラルフ ローレン(Ralph Lauren)」では、ロングスカーフをネクタイのように結んだアクセサリーやスタイリングが登場した。メンズとウィメンズのCo-edショーが多かったこともあり、性差のないスタイルにネクタイが一役買っている。ボウタイや大ぶりのスカーフとともに、ネックウェアが豊富なシーズンだ。

インビテーションや会場で配られるギフトにもネクタイやスカーフを採用したブランドも。

Image by: FASHIONSNAP

コケティッシュなレザーグローブ

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左上から時計回りにジュリ ケーゲルミュグレートム フォードホダコヴァカルヴェンバレンシアガ

 身体にフィットするタイトなスタイルが注目を集めた今シーズン。レザーのパンツやドレス、サイハイブーツといったタイトなアイテムと連動し、腕にはぴったりとしたレザーグローブを合わせるスタイルが見られた。リアリティある装いに、コケティッシュなアクセントをプラスする。

たまごのような頭部 バラクラバ&ビーニー

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左上から時計回りにルイ?ヴィトンジャンポール?ゴルチエロエベボッテガ?ヴェネタクロエウジョー

 安心感を象徴するように、頭部をすっぽりを包み込むバラクラバやビーニーは、「ルイ?ヴィトン」や「クロエ」のような温もりを感じるハンドクロシェ風から、「ボッテガ?ヴェネタ」や「ウジョー(UJOH)」のように頭部にフィットする目の細かい編みの柔らかな質感、「ロエベ(LOEWE)」や「ジャンポール?ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」のような光沢のある素材まで幅広く登場。優しく包み込む親密さと、プロテクターのように身を守る力強さが際立った。

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最終更新日:

FASHIONSNAP 編集記者

橋本知佳子

Chikako Hashimoto

東京都出身。映画「下妻物語」、雑誌「装苑」「Zipper」の影響でファッションやものづくりに関心を持ち、美術大学でテキスタイルを専攻。大手印刷会社の企画職を経て、2023年に株式会社レコオーランドに入社。ファッション雑貨、アクセサリー、繊維企業を中心に取材。

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