Image by: FASHIONSNAP
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2025年11月、最も売れたスニーカーは？ 国内のスニーカーショップ各社に聞く、11月のヒットスニーカーと、12月の注目リリース。メンズカテゴリーでは、「ミタスニーカーズ（mita sneakers）」「アトモス（atmos）」「ビリーズエンター（BILLY'S ENT）」を調査した。
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ミタスニーカーズ
11月のベストスニーカー
「ニューバランス フレッシュフォームトレーナー “ユナイテッドアローズ＆サンズ × ミタスニーカーズ”」
ニューバランス フレッシュフォームトレーナー “ユナイテッドアローズ＆サンズ × ミタスニーカーズ”
Image by: ミタスニーカーズ
11月、ミタスニーカーズで売上1位となったのは、「ユナイテッドアローズ＆サンズ（UNITED ARROWS & SONS）」とタッグを組んで誕生した「ニューバランス（New? Balance）」の「フレッシュフォーム トレーナー（FRESH FOAM TRAINER）」の別注モデル。モダンミリタリーから着想を得たカラーパレットに、すばやくフィット感が調整できるクイックレースシステムや視認性を高めるリフレクティブ材を搭載し、ワントーンでありながら立体感のある表情に仕上げた一足だ。
ミタスニーカーズ 担当者
フレッシュフォーム トレーナーは、普段履きからパフォーマンスシーンまで幅広く活躍する「フレッシュフォーム X（FRESH FOAM X）」を搭載したハイエンド機種として、ランニングとライフスタイルのクロスオーバーから生まれたモデルです。今回の別注では、機能性とストリートに映えるデザイン性を高次元で融合させたことで、パフォーマンス志向でありながら普段のワードローブに取り入れる方が目立ちました。
◆注目の復刻モデルが幅広い世代から支持
ケイパ 1270 “ジャパンエクスクルーシブ”
Image by: ミタスニーカーズ
そのほか、見逃せないリリースとなったのがアメリカ発のスポーツシューズブランド「ケイパ（Kaepa）」の 「1270 “ジャパンエクスクルーシブ”（1270 “JAPAN EXCLUSIVE”）」。ブランドの生誕50周年を記念したアニバーサリープロジェクトによる日本企画の復刻シリーズ第1弾として、1992年に登場したテニスシューズ「1270」が満を辞しての復刻となった。
ミタスニーカーズ 担当者
「ダブルレースシステム」や「スプリットウ?ァンプ」、「インディペンデント?サスペンションシステム」、「スナップ インロゴ」といった独自の新機能を生み出し、他のスポーツメーカーとは一線を画すアプローチでオリジナルシューズを開発してきたケイパ。1980年代後半には、アッパー側面に配した取り外し＆交換可能な三角チップを自分好みのカラーにカスタマイズできる楽しさが話題となり、当時のトレンドであったフィットネスシューズを中心に一大ブームが巻き起こしました。 今回の復刻モデルは、購入特典として当時の交換用チップのパッケージを再現したノベルティを付属したアニバーサリーエディションで、当時を懐かしむオールドファンはもちろん、セルフカスタマイズを新鮮に感じる若い世代のお客様からも反響がありました。
また、先月のレポートで注目リリースとして挙げられていた「ホカ（HOKA）」の「ホカ カハ3 GTX TP（HOKA KAHA 3 GTX TP）」も好調だった。
ホカ カハ3 GTX TP
Image by: ミタスニーカーズ
12月の注目リリース
「キーン ユニーク ローファー ダブルケー」
キーン ユニーク ローファー ダブルケー
Image by: ミタスニーカーズ
ミタスニーカーズが12月に注目するのは、8月に登場し即完売となった「ユニーク ローファー ダブルケー（UNEEK LOAFER WK）」の第2弾。2本のコードと1枚のソールで編み上げたキーンの定番「ユニーク（UNEEK）」にローファーの要素を取り入れ、ウォーキングコレクション発のパフォーマンスシューズ「ダブルケー500（WK500）」のツーリングを組み合わせたハイブリッドモデルだ。前回同様、数量限定でのラインナップで、右足にシリアルナンバーが刻印されたスペシャルな一足となっている。
ミタスニーカーズ 担当者
ソールユニットには、歩行時の重心移動をよりスムーズにする独自技術「キーン?カーブ（KEEN.CURVE）」を搭載。足裏の形状に合わせて立体成型されたPUフットベッドには、足馴染みの良さと高級感を演出するレザートップシートを採用するなどの機能性はもちろん、オックスブラッドの深い色合いと光沢のあるレザーで装いを一新したアウトドアフォーマルなシューズのニュールックです。
■ミタスニーカーズ：公式オンラインストア
アトモス
11月のベストスニーカー
「ジョーダンブランド エアジョーダン 1 レトロ ロー OG “シカゴ”」
ジョーダンブランド エアジョーダン 1 レトロ ロー OG “シカゴ”
Image by: アトモス
アトモスでは、2016年以来の本格復刻となった「ジョーダンブランド（JORDAN BRAND）」の「エアジョーダン 1 レトロ ロー OG “シカゴ”（AIR JORDAN 1 RETRO LOW OG “Chicago”）」が売上トップに。発売当時のディテールが忠実に再現されたことを受けて、話題を集めた。
アトモス 担当者
過去のリリースを知るスニーカーヘッズやコレクターにとって待望の再登場となり、人気でした。
◆ローファートレンドの火付け役となったモデルの新作が上位に
ニューバランス U1906L
Image by: アトモス
11月のアトモスでは、今年のスニーカートレンドを体現するニューバランスのローファースニーカー「U1906L」の新作として登場したクロコも大きく売上をけん引した。
12月の注目リリース
「ナイキ エア フォース 1 GTX ヴィブラム」
ナイキ エア フォース 1 GTX ヴィブラム
Image by: アトモス
アトモスは12月、「ナイキ（NIKE）」の言わずと知れた定番モデル「エア フォース 1（AIR FORCE 1）」の新作に期待を寄せる。雨や雪でも履けるゴアテックスに加えて、グリップ力と耐久性に優れた「ヴィブラム（Vibram）」のソールを搭載した注目モデルだ。
アトモス 担当者
実用性のある定番スニーカーに、全天候対応型のゴアテックスを搭載したモデルということで、幅広い購入層が見込めます。
■アトモス：公式オンラインストア
ビリーズエンター
11月のベストスニーカー
「アディダス オリジナルス KYOTO」
アディダス オリジナルス KYOTO
Image by: ビリーズエンター
11月、ビリーズエンターで売れ筋となったのは「アディダス オリジナルス（adidas Originals）」とイギリスのスニーカーショップ「size?」との共同プロジェクト「JAPAN CITY SERIES」第2弾として登場した「KYOTO」。抹茶の深い緑や茶室の庭に広がる苔といった京都をイメージしたカラーを配した「タバコ（TABACCO）」に「京都」の文字をあしらうなど、同プロジェクトならではのモデルで人気を集めた。
ビリーズエンター 担当者
プロジェクトを知るスニーカーファンからの支持に加えて、「京都」という街そのものが持つブランド力により、アイテム自体の認知度が広がった印象です。ビリーズ京都店では、海外からの観光客を含むお客様から多くお買い求めいただけたことで、売上1位となりました。
◆コラボレーションを機にバルカナイズドシューズが好調
ヴァンズ × All My Homies オーセンティック
Image by: ビリーズエンター
そのほか、ビリーズエンターで人気を集めたのが、「ヴァンズ（VANS）」とZORN主宰のレーベル「All My Homies」のコラボコレクション。ワークスタイルを着想源に、普遍的なデザインの「オールドスクール（OLD SKOOL）」と「オーセンティック（Authentic）」に、軍手を想起させるアッパー素材やワークウェアのようなリフレクターをあしらった。
ビリーズエンター 担当者
このようなコラボレーションをきっかけに、バルカナイズドシューズの復調に期待しています。
12月の注目リリース
「アディダス オリジナルス マヨルカ」
アディダス オリジナルス マヨルカ
Image by: ビリーズエンター
ビリーズエンターが注目する12月の新作は、11月に売上トップとなったアディダス オリジナルスとの共同プロジェクトからの派生モデル「マヨルカ（MALLORCA）」。スペイン?マヨルカ島から着想した独自のシルエットに加えて、軽量性に優れたポリウレタンソールを採用し、アイコニックなスリーストライプスは、パーフォレーション加工でデザイン。レジャーシーンにも適応する一足だ。
ビリーズエンター 担当者
革靴ライクなシンプルなシルエットは新しさもあり、さまざまなファッションに馴染むことから、今後注目のスタイルです。
■ビリーズエンター：公式オンラインストア
最終更新日:
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